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校長blog

「スプリングコンサート」が開催されました!

 2月24日(日)、本校音楽部、毎年恒例の「スプリングコンサート」が開催されました。「スプリングコンサート」は、今回で第4回目になります。

 今回のコンサートは、初めての試みとして、大和川酒造店さん北方風土館の「昭和蔵」をお借りして行いました。「昭和蔵」は、文字通り蔵造りで雰囲気たっぷりのイベントホールであり、どんなコンサートになるのか、とても楽しみでした。

 受付は、生徒会役員の生徒たちが手伝ってくれました。

 コンサートのオープニングは、歓迎の意味を込めて、本校校歌を聴かせてくれました。当日、「昭和蔵」は、保護者や同窓会の方々、地域の方々など、約160名の来場者で大入り満員状態であり、アットホームで温かい雰囲気の中で、コンサートを実施することができました。皆様、ありがとうございました。

 今回のコンサートの看板は、書道部の生徒たちの手によるものでした。一人が3文字ずつ担当し、全員で看板を制作してくれたそうです。墨汁も、試行錯誤を繰り返して春らしい色を調合してくれたとのことでした。書道部の生徒の皆さん、ありがとうございました。

 コンサートの第Ⅰ部は、「クラシックステージ」であり、合唱班の部員たちが「ヒスイ」を始め数曲を、格調高く素敵なハーモニーで披露してくれました。

 今年度の音楽部は、従来の演奏と合唱に加えて、「映像」という新たなテーマに取り組んでいます。昨年11月の「ミニ文化祭」でも、生徒と先生方に出演を依頼して制作した、ユーモア溢れるミュージック・ビデオを上映し、大いに「ミニ文化祭」を盛り上げてくれました。

 そして、今回の「スプリングコンサート」のテーマは、"THIS IS ME"です。あるがままの自分を受け入れ、人間としてもっと成長したいという意味が込められているそうです。自分らしさを存分に発揮して、様々な新しいことに次々とチャレンジしている今年度の音楽部に、ピッタリのテーマであると思いました。

  今回の「スプリングコンサート」でも、「映像」が取り入れられました。それが、第Ⅱ部でした。第Ⅱ部では、「えんとつ町のプペル」という絵本をベースに、朗読をしながらスクリーンに映像を投影し、それに演奏と合唱が加わりました。また、部員たちが着ぐるみに身を包んで、金管楽器で効果音を出すなどの演出も工夫され、聴衆は、静かに聞き入っていました。 

 第Ⅲ部は「ポップステージ」で、前半は「合唱ステージ」でした。お揃いのカラフルなTシャツを着用した合唱班が、大ヒットした映画「君の名は。」のエンディング曲「なんでもないや」や、米米CLUBの往年のヒット曲「浪漫飛行」などを、力強くそして美しい混声合唱で歌い上げました。 

 後半は、吹奏楽班による「吹奏楽ステージ」でした。映画"THE GREATEST SHOWMAN"からの曲や、スウィング・スウィング・メドレーなど、ソロ演奏を含めて力強く迫力ある演奏が展開されました。

 アンコールは、昔懐かし「銀河鉄道999」と「踊るポンポコリン」でした。部員たちは、聴衆の近くまでやって来て、笑顔一杯で歌って踊り、お菓子を配るという演出もありました。会場全体が一つになり、手拍子で大いに盛り上がりました。

 こうして、聴衆からの大喝采の中、2時間半の「スプリングコンサート」はエンディングを迎えました。

 音楽部の生徒の皆さん、顧問の小泉和佳子先生・佐野久美子先生、今年も、素晴らしい「スプリングコンサート」をありがとうございました。当日までの練習と準備は、本当に大変であったと思います。"THIS IS ME"というテーマのとおり、斬新な発想が随所に取り入れられ、まさに「自分らしく」素敵なコンサートであったと思います。

 音楽部の皆さん、来年の「スプリングコンサート」も楽しみにしています。これからも、様々な新しいことに積極的にチャレンジして、進化を続けてください。期待しています!