日誌

校長blog

「新入生歓迎会」と「部活動紹介」が行われました。

 4月10日(火)、本校で毎年恒例の「新入生歓迎会」と「部活動紹介」が行われました。

 「新入生歓迎会」では、生徒会長 永井 葵さん(3の1)が新入生歓迎の言葉を述べ、生徒会役員たちが自己紹介をしました。

 その後、生徒会役員たちがスライドショーで学校紹介を行い、音楽部と演劇部が、新入生歓迎の演奏と寸劇を披露しました。

 新入生たちは、手拍子をしながら音楽部の演奏に耳を傾け、演劇部の寸劇を楽しんでいました。

  最後に、新入生代表がお礼の言葉を述べ、「新入生歓迎会」は終了しました。

 2・3年生たちの、新入生を歓迎する「おもてなしの心」と、新入生たちの、それに応える「感謝の気持ち」が伝わってくる、心温まる「新入生歓迎会」でした。

 44名の新入生の皆さん、先輩方も私たち教職員も全て、皆さん方を心から歓迎します。そして、皆さん方が本校で、充実した高校生活を送ることを心から願っています。何か不安なことがあれば、先輩や先生方にいつでも相談してください。

 次に、「部活動紹介」が行われ、それぞれの部活動の2・3年生たちが、真剣にそしてユーモアを交えて、日頃の活動の様子などを紹介していました。

 新入生の皆さんは、よく考えて部活動を選んで、入部してください。しばらくの間は、学習と部活動の両立は大変だと思いますが、少しずつ、生活のリズムを掴んでください。少々大変でも、頑張ってそれを乗り越えて行くことが、高校生としての自分自身を成長させてくれます。グラウンド南側の桜の木も、皆さんを応援しています!

 ついでに、現在観光客が押し寄せている、喜多方市内の有名な「しだれ桜並木」の写真もアップしておきます・・・(笑)

ご卒業、おめでとうございます!

 昨日3月1日(木)、卒業式が行われ、102名の3年生が学び舎を後にしました。

 私は、3年生たちとは1年間しか学校生活を共に出来ませんでしたが、昨年10月の公開文化祭「すずかけ祭」や夏のスポーツ大会など、3年生たちの活躍は目覚ましく、学校生活の中で光り輝いている姿が強く印象に残っています。

 卒業式での3年生の態度は、とても立派なものでした。前日の卒業式予行では、少々歌声が小さいかなと思いましたが、当日は、全員がとても大きな声で歌を歌っていました。3年生に負けないくらい、在校生たちの卒業式に臨む態度も立派でした。

 式が終了すると、3年生の中には、仲間や担任の先生との別れを惜しみ、感涙に咽ぶ姿がありました。そして退場する際、3年生の各クラスとも、全員が大きな声を合わせて、担任の先生への感謝の言葉を叫びました。それだけでなく、各クラスごとに、保護者の方々への感謝の言葉も述べました。これには私も、涙を堪えることが出来ませんでした。聞いてみると、これは本校では、代々先輩方から引き継がれているスタイルだそうです。

 卒業生たちは、本校での3年間の教育活動を通して、「思いやりの心」や「感謝の気持ち」をしっかりと身につけて、社会へと旅立って行きました。これ以上、うれしいことはありません。

 3学年主任の平野勝先生、新採用教員として、本校で初めてクラスを持った遠藤知美先生、酒巻祐亮先生、3年間、本当にお疲れ様でした。これまでのご指導に、心から感謝申し上げます。先生方の3年間の教えは、確実に生徒一人ひとりの胸に刻まれ、3年生たちは、立派に本校を巣立って行きました。そして、副担任の先生方と各部活動の顧問の先生方を始めとして、本校の全ての教職員の方々にも感謝申し上げます。

 そして、3年間、本校の教育活動に多大なるご理解とご協力をいただき、温かく我が子を見守ってくださった保護者の皆様方、これまで本当にありがとうございました。お子様たちは、この3年間で大きく成長されました。

 3年生の皆さん、ご卒業、おめでとう。いなくなるのは寂しく思いますが、健康に留意して、それぞれの進路で大きく羽ばたいてください。

 最後に一つだけ、エピソードを紹介したいと思います。卒業式の前日、ソフトボール部の部員たちと先生方が、昇降口前と正面玄関前の氷を、一生懸命取り除いてくれていました。少々寒波が緩んだとはいえ、氷は固く、つるはしなども使っての困難な作業でしたが、皆さん黙々と作業をされていました。

 ボランティア活動も、本校の良き伝統であり、ソフトボール部だけでなく、サッカー部やバレーボール部等多くの部活動の生徒たちが、いつも自主的に、校舎内外の清掃などをしてくれています。

 卒業式では、卒業生が主役であるため、在校生と先生方が皆で、縁の下からステージを支えてくれます。これも、毎年先輩から後輩へ引き継がれる、本校の良き伝統の一つです。

 在校生の皆さん、皆さんたちもいつの日か主役となります。たくさんの思い出と達成感を持って卒業式を迎えられるよう、一日一日を無駄にすることなく、学業や部活動等に全力を発揮して、充実した毎日を過ごしてください。



学校の風景(その2)



 これは、現在の本校正面玄関の風景です。ご覧のとおり、大変立派な「雛人形」が飾られています。

 例年本校では、この「雛人形」を飾っているのですが、それがいつ頃から始まったのか、正確なところは私もよく分かりません。本校は、昭和3年に喜多方高等女学校として開校し、平成12年に男女共学化と同時に現在の喜多方東高校と改称するまで、長い期間、喜多方女子高校であり女子校であったということが関係しているのだと思います。



 先日、齋藤マサ子会長さんを始めとして、同窓会の方々4名が来校され、家庭クラブ・生徒会役員・華道部の生徒たちが作業を手伝ってくれて、今年度も立派に、正面玄関に飾ることができました。皆さん、ありがとうございました。



 「ひなまつり」そのものの由来については、前任の書道の先生による大変立派な書が残されています。事務室前の廊下に貼付してありますので、ご覧ください。

 本校の生徒たち(もちろん男子生徒も含めて)の健やかな成長と充実した高校生活を願いつつ、毎日「雛人形」を眺めています。

宝くじ「まちの音楽界」が開催されました。

 1月10日(水)喜多方プラザ文化センターで、宝くじ「まちの音楽界」が開催され、本校音楽部合唱班の生徒たちが、喜多方高校合唱部と喜多方桐桜高校合唱同好会の生徒たちと共に、コンサートへの共演を果たしました。

 このコンサートのタイトルは、「岩崎宏美 with 宗次郎 ~心のふるさとを求めて~」となっていて、歌手の岩崎宏美さんと、オカリナ奏者である宗次郎さんが出演されました。

 岩崎宏美さんと言えば、私たちの世代にとっては、往年のアイドル歌手です。その圧倒的な歌唱力で歌われる「思秋期」や「センチメンタル」などの楽曲は、亡くなった作詞家 阿久悠さんによる歌詞も素晴らしく、当時は、胸をときめかせながら聞き入ったものです。1980年代、「火曜サスペンス劇場」の主題歌であった「聖母(マドンナ)たちのララバイ」も有名であり、好きな曲の一つです。

 そんなこともあり、私も是非ともこのコンサートを聴きたかったのですが、チケットは約2週間で完売したそうです。残念・・・(笑)

 コンサートで、本校音楽部合唱班は大活躍し、「埴生の宿」と「翼をください」の2曲を、岩崎宏美さん・宗次郎さんと共演し、会場は大いに盛り上がったそうです。部員の皆さん、お疲れさまでした。

 岩崎宏美さんと宗次郎さんから、音楽部合唱班の皆さんへ色紙をいただきました。記念写真と新聞記事と共に、校長室前の掲示板に飾ってありますので、皆さん、どうぞご覧ください。

本校の自慢(その4)

 1月12日(金)は、3学期の始業式でした。今シーズン最強最長寒波の影響で、一部路線で列車が運休になりましたが、大部分の生徒が元気に登校して始業式を迎えられたこと、大変うれしく思います。

 当日の放課後、ソフトボール部の生徒たちが、校舎西側の道路の除雪作業をしてくれていました。この道路は、道幅が狭く車も通るため、積雪があると徒歩や自転車での通行が困難になります。

 顧問の石田知先生は、「いやー、筋トレの一環ですよ・・・」と笑っていましたが、川の鉄枠を外しての作業は、大変だったと思います。ソフトボール部の部員の皆さん、ありがとうございました。