日誌

校長blog

離任式が行われました。

 3月27日(水)、毎年恒例の離任式が行われました。今年度は、9名の先生方が本校を去られることになりました。

 当日は、在校生に加えて、卒業生たちも多数駆け付けてくれました。皆さん、ありがとうございました。先生方は、期間の長短はありましたが、在任期間中本校を愛し、そして、熱意を持って生徒の皆さん方を指導してくれました。先生方はそれぞれ、胸にある熱い思いを語られ、皆さん方を激励してくださいました。先生方、長い間、本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

 実は私も、9名の中の一人でした。昨年度は、公開文化祭「すずかけ祭」、そして今年度は創立90周年記念事業がありました。本校にとって節目となる大事な時期に、校長として2年間勤務し、皆さん方と様々な行事を経験することができたこと、本当に幸せでした。生徒の皆さんと先生方、PTAと同窓会の皆様、そして地域の方々にいつも支えていただいたおかげで、楽しく充実した2年間を過ごすことができました。本当に、ありがとうございました。この2年間は、私の大切な思い出です。

 これは、校長室の窓からの眺めです。今は閑散としていますが、いつも放課後、サッカー部・陸上部、そして遠くにはソフトボール部やソフトテニス部の生徒たちが、生き生きと練習に励む姿が見られます。私は、この眺めがとても好きでした。これから少し寂しくなりますが、私はこれからもずっと、この喜多方東高校を応援しています。

 本校のさらなる発展と、生徒の皆さんの益々のご活躍、そして、関係する全ての皆様のご健勝を心からお祈りいたします。2年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました!

 

ご卒業、おめでとう!

 3月1日(金)、本校で卒業式が行われました。

 当日は心配された雨も降らず、天候に恵まれた中、107名の卒業生たちが本校を巣立って行きました。

 今回の卒業生たちは、本校で最後の、学年3クラスの学年でした。7月の猛暑の中での「スポーツ大会」では、3年生の各クラスは、団結力とパワーを見せつけてくれました。お揃いのTシャツに身を包んで、クラス全員が円陣を組んで声を掛け合う姿は、とても印象的でした。11月の「ミニ文化祭」の「クラス対抗合唱コンクール」でも、3年生の各クラスの団結力は際立っていました。前日まで熱心に練習を積み重ね、コンクール当日は、各クラスとも素晴らしいハーモニーを聴かせてくれました。有志発表では、多くの3年生たちが歌やダンスでステージに立ちましたが、そのパフォーマンスは圧巻であり、素晴らしい自己表現力を見せてくれました。

 また、今年度は本校にとって、創立90年目の記念すべき年であり、10月には創立90周年記念式典が挙行されましたが、3年生たちは最上級生として、立派にその務めを果たしてくれました。3年生たちと一緒に過ごしたこの2年間は、私にとっても大切な思い出です。

 卒業式の卒業生退場で、3年生たちは各クラスとも、保護者席の前できちんと整列し、保護者や家族の方々へ、お礼の言葉を述べていました。これは、本校恒例行事の一つですが、私にとっても、胸が熱くなる瞬間です。

 学年主任の佐野久美子先生、担任の永井清和先生、大杉和史先生、3年間の長きにわたり、情熱と愛情あるご指導、本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。先生方のご指導のおかげで、3年生たちは、周りの方々への「感謝と思いやりの心」を持って、立派に本校を巣立って行きました。

 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとう。皆さん方のこれからの人生が、幸多からんことを心からを祈っています。自らの夢と希望の実現に向けて、大きく羽ばたいてください!

「スプリングコンサート」が開催されました!

 2月24日(日)、本校音楽部、毎年恒例の「スプリングコンサート」が開催されました。「スプリングコンサート」は、今回で第4回目になります。

 今回のコンサートは、初めての試みとして、大和川酒造店さん北方風土館の「昭和蔵」をお借りして行いました。「昭和蔵」は、文字通り蔵造りで雰囲気たっぷりのイベントホールであり、どんなコンサートになるのか、とても楽しみでした。

 受付は、生徒会役員の生徒たちが手伝ってくれました。

 コンサートのオープニングは、歓迎の意味を込めて、本校校歌を聴かせてくれました。当日、「昭和蔵」は、保護者や同窓会の方々、地域の方々など、約160名の来場者で大入り満員状態であり、アットホームで温かい雰囲気の中で、コンサートを実施することができました。皆様、ありがとうございました。

 今回のコンサートの看板は、書道部の生徒たちの手によるものでした。一人が3文字ずつ担当し、全員で看板を制作してくれたそうです。墨汁も、試行錯誤を繰り返して春らしい色を調合してくれたとのことでした。書道部の生徒の皆さん、ありがとうございました。

 コンサートの第Ⅰ部は、「クラシックステージ」であり、合唱班の部員たちが「ヒスイ」を始め数曲を、格調高く素敵なハーモニーで披露してくれました。

 今年度の音楽部は、従来の演奏と合唱に加えて、「映像」という新たなテーマに取り組んでいます。昨年11月の「ミニ文化祭」でも、生徒と先生方に出演を依頼して制作した、ユーモア溢れるミュージック・ビデオを上映し、大いに「ミニ文化祭」を盛り上げてくれました。

 そして、今回の「スプリングコンサート」のテーマは、"THIS IS ME"です。あるがままの自分を受け入れ、人間としてもっと成長したいという意味が込められているそうです。自分らしさを存分に発揮して、様々な新しいことに次々とチャレンジしている今年度の音楽部に、ピッタリのテーマであると思いました。

  今回の「スプリングコンサート」でも、「映像」が取り入れられました。それが、第Ⅱ部でした。第Ⅱ部では、「えんとつ町のプペル」という絵本をベースに、朗読をしながらスクリーンに映像を投影し、それに演奏と合唱が加わりました。また、部員たちが着ぐるみに身を包んで、金管楽器で効果音を出すなどの演出も工夫され、聴衆は、静かに聞き入っていました。 

 第Ⅲ部は「ポップステージ」で、前半は「合唱ステージ」でした。お揃いのカラフルなTシャツを着用した合唱班が、大ヒットした映画「君の名は。」のエンディング曲「なんでもないや」や、米米CLUBの往年のヒット曲「浪漫飛行」などを、力強くそして美しい混声合唱で歌い上げました。 

 後半は、吹奏楽班による「吹奏楽ステージ」でした。映画"THE GREATEST SHOWMAN"からの曲や、スウィング・スウィング・メドレーなど、ソロ演奏を含めて力強く迫力ある演奏が展開されました。

 アンコールは、昔懐かし「銀河鉄道999」と「踊るポンポコリン」でした。部員たちは、聴衆の近くまでやって来て、笑顔一杯で歌って踊り、お菓子を配るという演出もありました。会場全体が一つになり、手拍子で大いに盛り上がりました。

 こうして、聴衆からの大喝采の中、2時間半の「スプリングコンサート」はエンディングを迎えました。

 音楽部の生徒の皆さん、顧問の小泉和佳子先生・佐野久美子先生、今年も、素晴らしい「スプリングコンサート」をありがとうございました。当日までの練習と準備は、本当に大変であったと思います。"THIS IS ME"というテーマのとおり、斬新な発想が随所に取り入れられ、まさに「自分らしく」素敵なコンサートであったと思います。

 音楽部の皆さん、来年の「スプリングコンサート」も楽しみにしています。これからも、様々な新しいことに積極的にチャレンジして、進化を続けてください。期待しています!

インフルエンザと積雪に注意してください。

 

 写真は、1月22日(火)の本校グラウンドの様子です。今年は暖冬で、これまで昨年度程の積雪はありませんでしたが、さすがに1月に入り、20日(日)は1年で最も寒い時期とされる「大寒」であったせいか、21日(月)夜間にかなりの積雪があり、グラウンドはご覧のとおりとなりました。

 今後も、積雪が増え、深雪や路面の凍結等が予想されますので、暖かい服装に防寒靴を履いて、登下校には十分注意してください。また、本校体育館や和室等の屋根には大分雪が降り積もり、今後雪が落ちてくる危険性がありますので、建物の周囲を歩く際にも十分注意をしてください。

 また、3学期が始まり、インフルエンザ罹患生徒も大分増えています。1月22日(火)現在、全学年で罹患者は9名となっています。先日のテレビ番組によると、最も効果的なインフルエンザ予防対策は、「手洗い」だそうです。「手洗い」に加えて、うがいやマスクの着用等対策をしっかり行い、インフルエンザにかからないよう十分注意をしてください。

3学期が始まりました。

 本校では、昨日1月15日(火)より、3学期が始まりました。

 昨年度に比較すると雪が少なく、ホッとしていますが、まだまだこれからが冬本番です。今後、積雪があり、通学が大変な日も多いと思います。しかし、本校生の皆さんには、雪や寒さに負けずに、日々の学校生活をしっかりと過ごして欲しいと思います。この3学期、3年生には卒業が、1・2年生には進級が掛かっています。春に、大きな花を咲かせることができるよう、学習においても部活動等においても、厳しい冬にしっかりと力を蓄えてください。

 全国的に、大分インフルエンザが流行しているようです。日頃、暖かい服装を心掛け、手洗い・うがい等をしっかり行い、風邪やインフルエンザにならないよう十分注意をしてください。

 ところで、本校図書館では、1月15日(火)より、「七色しおりキャンペーン」「怪談フェア」に続く第3弾の企画として、「四季ふせんキャンペーン」を実施しています。是非とも図書館へ足を運んで、書物に親しむと同時に、素敵な「ふせん」をもらってください!

「クリスマス講習会」が行われました。

 12月19日(水)・20日(木)の両日、家庭科の石田美紀先生が顧問を務める家庭クラブ主催で、毎年恒例の「クリスマス講習会」が行われました。

 今年の「クリスマス講習会」のテーマは、「デコレーションケーキ」の作製でした。今回は、参加申込みが多かったため、2日間に分割して実施したそうです。

 20日(木)、調理室にちょっとお邪魔してみると・・・ やっています、やっています。石田先生ご指導のもと、エプロンと三角巾を身に着けた3年生たちが10数名、みんな真剣に「デコレーションケーキ」の作製に取り組んでいました。

 本日は、男子生徒も2名参加し、男子チームを構成して、一心不乱にケーキの作製にあたっていました。

 生徒たちに、「スポンジは購入したの・・・?」、と聞いてみると、「焼いて作りました!」、とのこと。本格的な、手作り「デコレーションケーキ」です。

 生徒たちは、2名1班になって作業を進めていましたが、少しずつ、美味しそうな「デコレーションケーキ」が出来上がってきました。

 イチゴ・みかん・桃・ブドウなどのフルーツを、必要に応じてカットしたりしながら、生徒たちはそれぞれ工夫を凝らして、自分手作りの「デコレーションケーキ」を作製していました。

 11時半頃になると、各班とも、自分お手製の「デコレーションケーキ」を完成させました。

 

 どのケーキも、見た目がきれいで、とても美味しそうに仕上がっていました。メンズチームも、立派なケーキを完成させました。

 生徒たちはそれぞれ、自分作のケーキを箱に入れて持ち帰りましたので、恐らく当日、家族あるいは友人と一緒に、美味しくケーキを食べたと思います。

 これは、家庭クラブ役員の遠藤美姫(2の1)さん作製のケーキです。ご覧のとおり、イチゴと生クリームと「ゴマ」で、上手に「サンタさん」が作られています。

 このケーキは、職員室の先生方に振る舞われました。私も、ちょうど「サンタさん」が乗ったピースをいただきました。見た目がおしゃれな上、スポンジの中にも生クリームとフルーツが入っていて、とても美味しくできあがっていました。私も、今日一足早く、クリスマス気分を味わうことができました。ごちそうさまでした。

 参加した生徒の皆さん、講習会、お疲れ様でした。自分手作りの「デコレーションケーキ」は、格別に美味しかったことでしょう。メリークリスマス!

学校の風景(その9)

 これは、校長室から見た今朝のグラウンドの様子です。今年は暖冬で、これまであまり雪が降らずに喜んでいたのですが、今朝、喜多方市内は、10㎝以上の積雪がありました。

 今朝私は、昨冬大活躍した「スノーダンプ」を物置から引っ張り出して来て、出勤前に20分程度、アパートの駐車場の「雪かき」をしてきました。誰しもそうだと思いますが、私も、「雪かき」は決して好きではないのですが、必要に迫られれば仕方ありません・・・(涙)

 というわけで、ご覧のとおり、本校西側道路にも大分雪が積もりました。今朝の職員打合せで、生徒指導部長の稲村先生から話がありましたが、生徒の皆さんは、積雪があった場合には、極力自転車での登下校は避けるようにしてください。圧雪や凍結状態の道路を自転車で走行するのは、転倒する可能性があり、とても危険です。

 今朝、皆さんの登校の様子を見ていると、自転車は見掛けませんでした。登校手段が徒歩になると、言うまでもなく、いつもよりも早起きをしなければ、学校へ遅刻してしまいます。皆さんにとっては、これから厳しい季節となりますが、寒さや雪に負けずに、この冬を乗り切ってください!

学校の風景(その8)

 これは、昨日の私の3時のおやつの写真です。昨日は、地歴公民科の阿部健太郎先生が担任を務める1年1組が、ロングホームルームで「調理体験」を実施して、お菓子を作製しました。

 生徒たちは、「チーズドック」や「クッキー」など、様々な種類のお菓子を作製して先生方へ振る舞っていましたが、私は、「チョコレートパフェ」と「クッキー」をご馳走になりました。

 「チョコレートパフェ」は、下の方にきちんと「コーンフレーク」が入っていて、「チョコレートポッキー」や「小枝チョコレート」(?)などでトッピングされ、見た目もとてもきれいに仕上がっていました。お味の方も申し分なく、とても美味しくいただきました。

 「クッキー」の方は、かわいい「クマのプーさん」の紙袋に、「プレーン」と「チョコチップ」の2種類が入れられていました。早速食してみると、決して甘過ぎずに、程よい味付けがされていました。また、焼き加減も絶妙であり、サクサクとした食感が心地よく、とても美味しくいただきました。しかも焼き立てであったため、なおさら美味しかったです。

 1年1組の生徒の皆さん、「スウィーツ」をご馳走様でした。とても美味しくいただきました。ありがとうございました。楽しく、有意義なロングホームルームでしたね!

学校の風景(その7)

 現在、北校舎2階の被服室付近に、家庭科の授業で作製した「布絵本」が展示されています。どの作品も、それぞれ工夫がなされ、なかなかの力作となっていますので、是非とも手に取って眺めてください。

 ところで、期末試験も終了し、2学期も残すところあとわずかとなりました。3年生は卒業に向けて、1・2年生は進級に向けて、これからが大事な時期となってきます。

 本校生の皆さんは、期末試験の結果はどうだったでしょうか・・・? しっかりと「努力」して、試験に臨むことはできたでしょうか・・・?

 3年生の進路希望実現は言うまでもなく、卒業・進級という目標についても、自ら主体的に「努力」することなくしては、達成することはできません。これから3学期に向けて、やるべきことをきちんと行い、自分の手で、しっかりと卒業と進級を掴み取ってください。

 現在、書道室脇には、書道部の生徒による素晴らしい作品が掲示されています。そこには、力強く伸び伸びと、「努力」、という文字が記されています。高校生活のどの分野であれ、「努力」なくして達成できることなど、何一つありませんよね。本校生の皆さん、長いようで短い3年間の高校生活を決して無駄にすることなく、一日一日を、自分なりの精一杯で過ごしてください。

学校の風景(その6)

 「師走」に入り、間もなく中旬となります。「師走」の由来ですが、「年末は、『師』が忙しく走り回るので『師走』となった」、という説が有力のようです。「師」が誰を指すのかについては、「教師」や「僧侶」など、諸説あるとのことです。

 写真のとおり、遠くに望む飯豊連峰は、すでに雪化粧を済ませました。近隣の山々が雪に覆われるのも、そう遠くないと思われます。朝晩は、大分冷え込むようになりましたので、本校生の皆さんは、暖かい服装を心掛け、風邪など引かないよう十分注意してください。

 現在、保健室の前に、素敵な「クリスマスツリー」が飾られています。聞いてみたところ、用務員の星さんが杉の木を切り出してくれて、理科の平野先生がオーナメントを持って来てくれたそうです。そして、理科の遠藤先生が折り紙を折ってくれて、養護の天野先生が、保健室利用の生徒たちにも手伝ってもらって完成した力作とのことでした。

 そして正面玄関には、家庭科の石田先生作製の、星を模ったおしゃれな「クリスマスリース」が飾られています。

 これらの作品を眺めると、ほっこりした気持ちになり、とても癒されます。今年も、もうすぐクリスマスがやって来ます。平成最後のクリスマス、ということになります。1年が過ぎるのは、とても早いものですね。

「進路講演会②」について

 11月6日(火)5・6校時、今年度第2回目の「進路講演会」が実施されました。

 今回は、元福島高校校長の斎藤和也先生を講師にお招きして、「私の人生はダブルヘッダー」という演題で講演をしていただきました。

 斎藤先生は、福島北高校校長、教育次長、福島東高校校長などを歴任され、平成12年度末に福島高校校長を最後にご退職されましたが、退職間近の59歳の頃に緑内障を発症され、次第に目がご不自由になったそうです。そして現在は、視野の中心が見えずに、身体障がい者1級の手帳をお持ちになり、県内の各高校等で講演活動をされていらっしゃいます。

 講演の冒頭で、斎藤先生は、元高校校長としての熱い思いを生徒たちへ伝えてくれました。高等学校は、まずは「学びの場」である。そのため、高校生は日々、学び続けなければならない。学ぶことを止めてしまっては、学校が学校たり得ないし、人間としての成長もそこで止まってしまう。

 学びには、日々の授業を大切にするのと同時に、先生方を利用して欲しい。教科書や参考書と向き合うことももちろん大事だが、何か少しでも分からないことがあれば、どんどん先生方に尋ねてほしいと、斎藤先生は生徒たちへ話してくれました。そして先生方には、是非とも、ご自分の教科のプロになって欲しい、とのことでした。

 そして高等学校は、「学びの場」であると同時に、「生活の場」でもある。そのため、日々、仲間と切磋琢磨して友情を育み、部活動等にも積極的に取り組んで、充実した毎日を過ごして欲しい、と斎藤先生は話してくださいました。

 次に斎藤先生は、普段お使いになっている「白杖」を生徒たちへ示しながら、視覚障がい者としての日々の思いを話してくれました。視覚障がい者が外出する際に、「点字ブロック」がいかに大切であるかをお話になり、自転車等で「点字ブロック」決して塞いだりしないよう、生徒たちへ訴えられました。

 また、自転車で走行する際にも、視覚障がい者に十分注意を払って欲しいとも訴えられました。そして、健常者と障がい者が共に生きる社会の実現、「共生」という概念を、生徒たちへ伝えてくれました。

 ご講演の後、全校生を代表して、生徒会長の吉田創造君(2の1)が「お礼のことば」を述べました。

 斎藤先生、生徒たちへの愛情と情熱がこもったご講演、ありがとうございました。斎藤先生の熱い思いは、確実に生徒たちへ伝わったと思います。生徒たちは、今後の高校生活において、これまで以上に一日一日を大切にし、そして、障がいのある方の存在と「共生」という概念を強く意識しながら、毎日を過ごしてくれるものと期待しています。

 斎藤和也先生、ご講演、本当にありがとうございました。

「ミニ文化祭」、お疲れ様でした!

 11月2日(金)、「ミニ文化祭」が行われました。昨年度は、3年に一度の公開文化祭「すずかけ祭」を実施しましたので、今年度と来年度は、「ミニ文化祭」になります。

 会場である第1体育館後方には、書道部・華道部の生徒たちの作品に加えて、書道と美術の選択授業での作品群も多数展示されていて、文化の香りが漂っていました。作品は、どれも素晴らしいものでしたが、とりわけ、書道の作品群は数も多くて圧巻でした。来校された保護者の方々も、興味深げに鑑賞されていました。

 「ミニ文化祭」では、生徒会役員による開会行事の後、「合唱コンクール」がありました。全7クラスの生徒全員がステージに上がり、各クラスごとに、校歌と自由曲を合唱しました。ピアノ伴奏や指揮も、当該クラスの生徒たちの手によってなされました。全てのクラスで、女子も男子も照れることなく堂々と、練習を積み重ねた自由曲を披露していました。

 「合唱コンクール」は、優勝が3の1、第2位が3の2、第3位が3の3という結果でした。ただし、どのクラスにも工夫と努力の跡が見られ、それぞれに素晴らしかったと思います。結果は、僅差であったそうです。

 次に、各部・各委員会による発表がありました。保健委員会は、スライドを使って、食生活についての発表をしました。家庭クラブは、手話を交えながら、障がい者と健常者との共生、「心のバリアフリー」についての発表をしました。

 図書委員会は、「紙芝居」による絵本の読み聞かせを行い、書道部は、全校生から募集した漢字1文字の結果を作品にして、それを披露しました。

 音楽部は、合唱班・吹奏楽班それぞれによる合唱と演奏という従来のスタイルに、スライドの映像を加えるという新たな手法を披露しました。

 とりわけ、生徒たちと先生方によるパフォーマンスで映像を作り上げた、槇原敬之さんの往年のヒット曲「どんなときも」は、生徒たちと先生方のキャラクターとユーモアが炸裂し、会場全体が笑いの渦に包まれました。

 映像を作り上げるのには、大変な労力が必要であったと思います。音楽部の生徒の皆さん、顧問の小泉和佳子先生、本当にお疲れ様でした。素晴らしい作品を、ありがとうございました。皆さんのおかげで、生徒も先生方も、とても楽しい一時を過ごすことができました。

 「ミニ文化祭」のトリを飾ったのは、有志による発表でした。ダンス、独唱、デュエット、マッチョダンス(笑)など、本校の生徒たちの若い力と自己表現力に圧倒されました。普段はなかなか知る機会がありませんが、生徒たちはそれぞれに、隠れた才能に満ち溢れていることが分かりました。どの発表も、本当に素晴らしかった。

 「ミニ文化祭」の企画と準備にあたってくれた生徒会役員の皆さんと係の先生方、本当にお疲れ様でした。今年度も、素晴らしい文化祭を実施することができました。ありがとうございました。そして、全校生の皆さんと先生方も、お疲れ様でした!

 

「創立90周年記念事業」について

 10月27日(土)、多くのご来賓の方々のご臨席を賜り、本校創立90周年記念式典が挙行されました。

 今回の創立90周年記念事業につきましては、2年前に実行委員会を立ち上げ、齋藤マサ子会長様を始めとして本校同窓会の皆様方、田部信浩会長様を始めとして本校PTAの皆様方、そして、地域社会と関係の皆様方の多大なるご支援とご協力により、実施することができました。関係する全ての皆様方に、厚く御礼申し上げます。

 当日は、あいにくの雨模様ではありましたが、式典が始まる前から、PTAと同窓会の皆様方、そして本校の生徒たちに、駐車場や受付・接待等の各係で大変お世話になりました。皆様、ありがとうございました。

 また、本校の先生方にも、総務部長の田中隆史先生を中心として、長期間にわたる企画・準備等で大変お世話になりました。当日を迎えるまで、先生方や実行委員の皆様方の顔ぶれは少々変わりましたが、90周年に対する思いと共に業務を引き継いでいただき、無事、記念事業を実施することができました。本当に、ありがとうございました。

 創立90周年記念誌は、記念誌係の平野 勝先生を中心に編纂作業をしていたただきましたが、表紙の絵は、美術の寳保智加先生が描いてくれたものです。新旧両方の校舎を背景に、本校のシンボル「プラタナス」と、地元喜多方に群生する「ひめさゆり」が描かれています。

 

 また、式典当日、会場に飾られていた素晴らしいお花を始めとして、校舎内のあちこちに彩りを与えてくれていたお花は全て、家庭科の石田美紀先生の手によって活けられたお花でした。

 各係の生徒たちは、いつものように自ら積極的に仕事を引き受け、大変よく仕事にあたってくれました。また、式典・記念講演での生徒たちの態度も、立派であったと思います。永井 葵さん(3の2)による「生徒代表のことば」も、大変立派で力強いものでした。ご来賓の方々からは、「生徒の皆さんは、とても立派でしたね」と、お褒めの言葉をたくさんいただきました。

 記念講演は、喜多方女子高校6回卒の鈴木政子様に、「ペンを握って50年」という演題でお話をしていただきました。鈴木政子さんは、平成27年に著した「『舎監』先生~集団就職の少女たちと私~」(本の泉社)という著書により、「出版フォーラム優秀賞」を受賞されました。

 また、平成29年には、「語らなかった女たち~引揚者・70年の歩み~」(本の泉社)という本を出版され、今年の8月15日(水)の終戦記念日に、TBSテレビ「NEWS 23」の「綾瀬はるか戦争を聞く」という企画で、その本の内容について、女優の綾瀬はるかさんとの対談が様子が放映されました。

  鈴木政子さんは、小学生の時に一家で満州に渡られ、その後太平洋戦争が終戦となり、一家で満州からの引き揚げをご経験されました。そしてその際に、大変辛いご体験をされました。鈴木さんは、以前、「あの日夕焼け」(立風書房)と「満州そして私の無言の旅」(立風書房)という本を出版され、その中に、満州からの引き揚げ時のご体験を詳しく書かれています。

 初めてお会いした鈴木政子さんは、にこやかでいつも笑みを絶やさず、ユーモアがあり、とても素敵なお人柄でした。戦争体験を始めとして、本当にご苦労された方というのは、このように穏やかで、そして物腰柔らかなのであろうと思いました。

 鈴木さんは、ご講演で、ご自分のこれまでの歴史を振り返りながら、「書く」ということにこだわってきた半生について、お話をしてくださいました。鈴木さんは現在でも、カルチャーセンターの講師などをされながら、「書く」ことについて、人に教えているそうです。

 鈴木さんはびっくりするぐらい、とても若々しい方でした。人というのは、使命感、あるいは生きがいを持って日々生活をしていると、心身共に、いつまでも若くいることができるのだなと思いました。

 本校の同窓生に、鈴木さんのような素晴らしい方がいらっしゃるということは、本校生にとって大きな励みであると思います。鈴木政子様、大変貴重なお話、ありがとうございました。どうかいつまでも、お元気でいらしてください。

 鈴木さんには、色紙を書いていただきましたが、本校生への、素敵なメッセージが書かれています。校長室前の廊下に飾ってありますので、皆さんどうぞご覧ください。

「高校生マナーアップ・キャンペーン」に参加して来ました。

 10月19日(金)、JR喜多方駅で「高校生マナーアップ・キャンペーン」が実施され、参加して来ました。

 「マナーアップ・キャンペーン」とは、会津地区の各駅で、高校生たちが乗客の皆さんへマナーアップの呼び掛け等を行うことにより、高校生及び地域社会全体の乗車マナーの向上を目指すものです。

 当日は朝早くから、喜多方高校・喜多方桐桜高校・喜多方東高校の3校の生徒たちがJR喜多方駅に集合し、マナーアップの呼び掛けとアナウンス、ティッシュ配りなどを大変熱心に行ってくれました。各校の生徒の皆さん、ありがとうございました。

 喜多方駅長さんに、最近の高校生たちの乗車マナー等について伺ってみると、「高校生の皆さんはマナー良く、列車や駅舎等を利用してくれています」、とのことでした。それを聞いて、嬉しくなりました。大変素晴らしいことであると思います。

 これからも、高校生である皆さん方が是非模範となって、地域社会全体の乗車マナーの向上に貢献して欲しいと思います。よろしくお願いします。

「PTAあいさつ運動」と「We Love 制服週間」が実施されました。

 10月9日(火)と10日(水)の2日間、先生方による定例の「登校指導」に合わせて、保護者の方々による「さわやかあいさつ運動」が行われました。

 両日とも朝早くから、保護者の方々に昇降口付近に立っていただき、登校してくる生徒たちへ向かって、「おはようございます!」と元気に声を掛けていただきました。

 大半の生徒は、元気よく「おはようございます!」と返してくれますが、中にはちょっと元気が足りないと感じる生徒もいます。朝、お互いに元気よくあいさつを交わすことは、さわやかな1日をスタートさせる上で、とても大事なことだと思います。毎朝お互いに、しっかりあいさつができるようにしたいものです。

 そして、10月11日(木)と12日(金)の2日間は、本校恒例の生徒会行事、「We Love 制服週間」が実施されました。

 朝、生徒会役員と各部活動の代表生徒たちがプラカードを持って昇降口前に立ち、登校してくる生徒たちへ「おはようございます!」とあいさつをしながら、正しい制服の着用を呼び掛けていました。生徒会役員、そして各部活動の代表生徒の皆さん、お疲れ様でした。

 本校生の皆さんは、正しく制服を着用できていますか・・・? 大半の皆さんは大丈夫だと思いますが、日頃からきちんと、制服を着用する習慣を身に付けましょう。

家庭クラブが、地区大会で最優秀賞を受賞しました!

 本校の家庭クラブが、9月21日(金)に行われた、福島県高等学校家庭クラブ会津地区連盟研究発表会のスクールプロジェクトの部で、見事、最優秀賞を受賞しました! おめでとうございます!

 今回のスクールプロジェクトのテーマは、「Bridge of mind ~バリアフリー CITY 喜多方をめざして~」というものであり、当日の発表は、中丸奈緒美さん(2の1)・原 夏稀さん(2の2)・遠藤美姫さん(2の1)・田部絢弓さん(3の2)・渡部千優さん(3の3)の、家庭クラブ役員5名によって行われました。

 家庭クラブでは、昨年度より、顧問の石田美紀先生のご指導のもと、視覚や聴覚に障がいのある方々への支援と共生をテーマに研究を継続し、昨年10月の公開文化祭「すずかけ祭」では、盲導犬ユーザーの方をお招きしての「トークショー」を行いました。また、今年の4月には、「盲導犬ユーザー散策ボランティア」を実施して、盲導犬ユーザーの方々数名を地元喜多方市にお招きして、「まこと食堂」さんで一緒に美味しい喜多方ラーメンを食べたり、おせんべいの手焼き体験をしたり、日中線のしだれ桜並木を見物したりして、ユーザーの方々にとても喜んでいただきました。その様子は、以前、このblogでも紹介させていただきました。

 今回の発表は、これまでの活動の記録をまとめたものだそうです。バリアフリーは、高齢化社会を生きる私たちにとって、これからもますます重要になってくるテーマであると思います。家庭クラブの皆さんには、今後とも、様々な観点から研究を進めてくれることを期待しています。また、10月に行われる福島県大会でも、素晴らしい発表ができることを祈っています。皆さん、頑張ってください! 

学校の風景(その5)

 これは、昨日、9月11日(火)1校時目の校内の風景です。

 家庭科の石田美紀先生ご担当の、3年生の選択授業「生活と福祉」で、生徒たちがペアになり、廊下を使って車イスの介助練習をしていました。

 石田先生によれば、特に今回は、正面玄関前の支柱を利用しての、スムーズにコーナーを回る練習だそうです。生徒たちは、みんな楽しそうに、車イスに乗ったり介助されたりしていました。

 私たちも、自分が突然病気や怪我をしたり、あるいは、だれかの車イスを押してあげる必要がいつ生じるか分かりませんので、車イスの操作に慣れておくのはとても大事であると思いました。

「怪談フェア」が実施されました。

 7月9日(月)~8月31日(金)までの期間、本校図書館で、「怪談フェア」が実施されました。

 これが、校内に掲示された「怪談フェア」のチラシです。制作はもちろん、美術担当、図書館長の寳保智加先生です。

 「怪談フェア」の第一の企画が、怪談話や、ホラー系・怪奇現象関連書籍の「特設コーナー」の設置です。

 学校司書の慶徳厚美先生によれば、ホラー系が好きな生徒たちが多数、本を借りに来たそうです。

 そして第二の企画が、本貸し出しにつき1日1回引ける、「背筋がゾッとするおみくじ」でした。

 「おみくじ」は、この箱の中から引いて、外観と中身はこんな感じでした。

 

 「背筋がゾッとする」とは言っても、実際にはこのように、とてもありがたい中身の「おみくじ」でした・・・(笑)

 さらに、第三の企画は、7月12日(木)・13日(金)の二日間、昼休みに行われた、「図書委員による怪談話の読み聞かせ」でした。

 当日はこのように、テーブルにデコレーションが施され、また、小道具も用意され、図書館は怪談話の雰囲気たっぷりでした。

 「怪談話の読み聞かせ」は、マントやサングラスを身に着けた、図書委員長の大関由紀さん(3の3)と図書委員の五十嵐格琉君(3の1)の2名により行われました。お二人は、演劇部員でもあるため、「読み聞かせ」は抜群に上手で雰囲気たっぷりであり、集まった生徒たちは、静かにそれに聞き入っていました。お二人とも、素晴らしい「読み聞かせ」、ありがとうございました。

 今年度、本校図書館は様々な企画を準備し、とても頑張っています。私も、また次の企画を楽しみにしています。本校生の皆さん、いよいよ、読書の秋の到来です。積極的に図書館へ足を運んで、どんどん本を借りて、たくさん読書しましょう!

「オープンスクール」が実施されました。

 7月27日(金)、毎年恒例の「オープンスクール」が実施されました。今年度は、昨年度よりも大分多く、約160名の中学3年生と保護者の方々、中学校の先生方が参加されました。暑い中、朝早くからご来校いただき、本当にありがとうございました。

 昇降口では、昨年10月、3年に1回の公開文化祭「すずかけ祭」の時に、美術の寳保智加先生と係の生徒たちが作成した、喜多方市を象徴する「喜多方ラーメンとひめさゆりのモニュメント」が展示され、中学生たちを歓迎していました。

 全体会では、生徒会長の永井 葵さん(3の1)のあいさつの後に、五十嵐美冬さん(1の2)と佐藤 翼君(2の2)による体験発表がありました。二人とも、日頃の授業や部活動などの様子を話し、本校での充実した毎日について、中学生たちへ伝えていました。

 次に、音楽部合唱班と吹奏楽班による、歓迎の演奏がありました。合唱班では、美しいハーモニーに、男子部員2名によるパフォーマンスが、ユーモアを添えていました。吹奏楽班は、顧問の小泉和佳子先生の指揮により、いつもながらの素晴らしい演奏を披露し、中学生たちは手拍子をしながら耳を傾けていました。

 続いて、生徒会の役員たちが、スライドショーで学校紹介をしてくれました。

  その後、休憩を挟んで、生徒会役員の生徒たちがプラカードを持って、各班に分かれた中学生たちに、施設見学と部活動見学の案内をしてくれました。

 

 体育館前の渡り廊下には、本校の1年生たちが、中学生の後輩たちのために書いてくれたメッセージが、掲示されていました。

 メッセージには、「先生が、勉強も進路も親身になってくれる!」、「先輩がやさしい!」、「校舎がきれい!」などの感想が、数多く書かれていました。

 施設見学の際、図書館では、現在本校で実施中で生徒たちに大人気の「虹色しおりキャンペーン」のしおりが、中学生たちにも配布され、好評を得ていました。

 また、校舎内には、家庭科の石田美紀先生のご指導のもと、家庭科の授業で生徒たちが作成した「壁面画」や、作品群が掲示されていました。

  書道室では、顧問の谷津田裕紀先生のご指導のもと、書道部の生徒たちがダイナミックな書のパフォーマンスを繰り広げ、中学生や保護者の方々が、興味深げに見学されていました。

 また、すずかけ会館では、音楽部吹奏楽班の生徒たちが、チューバやドラムなどの楽器演奏を、中学生たちへ懇切丁寧に体験させていました。

 中学生の皆さん、本校の「オープンスクール」に参加していただき、ありがとうございました。今回の「オープンスクール」が、皆さんの進路選択の参考になれば、幸いです。

 本校生の皆さん、「オープンスクール」のお仕事、ご苦労様でした。皆さんたちのおもてなしとPRにより、皆さんの後輩たちがたくさん本校を志願してくれることを願っています。

「虹色しおりキャンペーン」実施中です!

 現在、本校の図書館では、「虹色しおりキャンペーン」を実施中です。これは、本の貸し出しを増やしたりなど、本校図書館活性化の一環として、図書館長の寳保智加先生と学校司書の慶徳厚美先生が企画したものです。

 これが、各教室等に掲示されているキャンペーンのチラシですが、図書館で本を1冊借りると、寳保先生と慶徳先生が手作りされた、素敵な「しおり」が1枚もらえる、という企画です。

 これが、"虹色"、つまり7種類ある「しおり」のサンプルなのですが、なんと、これらのイラストは全て、美術の先生である寳保先生の手描きのイラストなのです!

 お二人にお話をお聞きしたところ、女子生徒には「パープルのクラゲ」が、男子生徒には「イエローの猫」や「ブルーの鯨」が人気があるそうです。私自身は、「レッドの柴犬」を1枚ゲットしました。七色どれもが、素晴らしいい力作なのですが、寳保先生によれば、この「レッドの柴犬」が一番の自信作なのだそうです。

 「虹色しおりキャンペーン」は、本校生には大好評で、図書の貸し出しは大分増加したそうです。また、7月27日(金)には毎年恒例の「オープンスクール」があり、今年度は、約160名の中学3年生や保護者の方々が来校されましたが、図書館を見学された際に皆様にもお配りし、とても喜んでいただけたそうです。

 「虹色しおりキャンペーン」では、本を7冊借りて7色の「しおり」全てをゲットすると、「シークレット」がもらえるということになっています。すでに、15名の生徒や先生が、「シークレット」を手に入れたそうです。どんなデザインなのか気になったので、特別に見せてもらいました。

 「シークレット」は、「レインボーの白虎」でした。これもまた、素晴らしい作品に仕上がっています。

 本校生の皆さん、図書館からたくさん本を借りて、是非とも、「シークレット」をゲットしてください!

鈴木政子さんと「綾瀬はるか」さんの対談が放映されます!

 太平洋戦争の終戦記念日である8月15日(水)、TBS 午後11時10分からの「NEW23」で、本校卒業生の鈴木政子さんと、女優の「綾瀬はるか」さんの対談が放映されるそうです。

 鈴木政子さんは、喜多方女子高校時代の本校の卒業生で、現在、神奈川県藤沢市にお住まいで、フリーライターをされていらっしゃいます。鈴木さんは今年、「語らなかった女たち -引揚者、70年の歩み-」(本の泉社)という本を出版され、対談は、その本についての対談だそうです。

 鈴木さんは、2015年には、「『舎監』先生 -集団就職の少女たちと私-」(本の泉社)という本も出版されました。この本は、本校図書館で借りることができます。私も昨年、このblogで、「舎監先生」を紹介させていただきました。本校生には、是非、読んで欲しい1冊です。

 10月27日(土)の創立90周年記念式典には、鈴木政子さんの記念講演も予定されていますので、私は今からとても楽しみにしています。

 「綾瀬はるか」さんは、解説の必要はないと思います。現在、TBSの「義母と娘のブルース」にもご出演されており、今をときめく人気女優さんでいらっしゃいます。以前、NHKの大河ドラマ「八重の桜」にも主演されたことがおありですので、会津とは、縁がある女優さんであると思います。

 お二人の対談、果たしてどんなご様子であったのか、楽しみです。皆さん、是非、ご覧ください。

「PTA花壇除草作業」が行われました。

 7月21日(土)、毎年恒例の「PTA花壇除草作業」が行われました。

 当日は朝7時に、PTA総務委員会の保護者の皆様方に、多数お集まりいただきました。除草前の花壇は、こんな感じでした。

 早朝とはいえ、連日の猛暑で、当日も朝からかなりの熱波でしたが、保護者の皆様方は協力して、手際良く作業を進めてくださいました。

 草むしり作業は、1時間ほどで終了し、花壇は見違えるようにきれいになりました! 総務委員会の保護者の皆様、係の先生方、早朝からありがとうございました。

 7月27日(金)には、例年の「オープンスクール」が予定されていて、多数の中学生や保護者の方が来校されますので、きれいな花壇で、お客様をお迎えすることができます。

 草むしりをしていて、花壇の手前に1本だけ、小さなコキアが根付いていました。昔、「根性大根」が話題になったことがありましたが、まさに「根性コキア」で、むしるのも何となく気が引けて、そのままにしてしまいました。邪魔になりそうな気もするのですが、果たしてどれくらい頑張ってくれるでしょうか・・・(笑)

 学期中、花壇の水やりは、各クラスの生活委員の生徒たちがしてくれています。夏休み中は、日直の先生がしてくれます。先日は谷津田先生が、水やりをしてくれていました。この猛暑に負けずに、できるだけ長く、花々が咲いていてくれるといいですね。

「進路講演会」が実施されました。

 6月21日(木)、日本進路指導推進協議会会長の山口和士先生による、全校生対象の「進路講演会」と、保護者の方対象の「進路学習会」が実施されました。

 山口先生には、昨年11月にも来校していただき、全校生対象の「進路講演会」を実施しました。山口先生は、全国的に大変高名でご多忙な先生でいらっしゃいますので、2年連続で本校にお呼びできたのは奇跡的なことであり、本校の生徒たちは大変幸せであったと思います。今回は、全校生・教職員に加えて、多数の保護者の方々にも山口先生のご講演を聞いていただくことができました。

 前回同様、山口先生のお話は、教育に対する情熱と生徒たちへの愛に満ち溢れていました。私には、「人は皆、偶然により奇跡的に生かされている命である。だからこそ、与えられた命を決して無駄にしてはならない。学ばなければならない」、「志こそが、人を成長させる。夢や志を持ったとき、人は変わることができる」、「人は、人によってでしか変わることができない」などの言葉が、とても印象に残りました。

 今回の講演会でも、山口先生のお話は生徒たち一人ひとりの心に響き、生徒たちは、勇気と自信をもらうことができたと思います。私たち教職員も、日頃の教育活動について、たくさんのヒントをもらうことができました。山口先生、お忙しいところ、本当にありがとうございました。

「校内スポーツ大会」、お疲れ様でした!

 7月18日(水)・19日(木)の2日間、押切川体育館をお借りして、毎年恒例の「校内スポーツ大会」が行われました。

 今年度は、連日の猛暑日で、熱中症等の心配があったため、残念ながら、2日目の「クラス対抗男女混合リレー」と「借人競争」をカットして、各種目の競技時間も少し短縮しました。

 それでも、2日間の日程の中で、女子バレーボール・女子ドッジボール・男女バスケットボール・男子フットサル・長縄跳びの5種目が行われ、真剣にプレーする選手たち、それを熱心に応援する生徒たちで、スポーツ大会は大いに盛り上がりました! 1年生から3年生まで、各クラスとも、ユーモア溢れるお揃いのTシャツを着用していました。

 例年、校内スポーツ大会は、3年生がその力を発揮することが多いのですが、やはり今年度も3年生たちの力は圧倒的で、総合優勝は3年3組でした。3年生の各クラスでは、クラス全員で円陣を組んで、全員で熱狂してチームを応援する姿が見られました。学校全体が一つになり、大いに盛り上がった2日間でした。全校生の皆さん、先生方も、皆さん、お疲れ様でした!

「PTA花壇花植え作業」が行われました。

 6月13日(水)、PTA総務委員会による、毎年恒例の「花壇花植え作業」が行われました。

 作業には、総務委員会の保護者の方々に加えて、各クラスの生活委員と先生方も参加しました。まず始めに、花壇をきれいに耕して、その後、花の苗を植えました。

 作業後は、花壇が見違えるようにきれいになり、整然と花の苗が植えられました。今後、各クラスの生活委員が交代で、水やりをすることになっています。

 7月27日(金)には「オープンスクール」があり、多数の中学生や保護者の方々が来校されますので、その際に、花々がきれいに花を咲かせているといいですね。

 皆さん、花植え作業、お疲れ様でした。

「求人票受付」が始まりました。

 これは、本校北校舎2階廊下の、本日の光景です。

 多数の「求人票」が、喜多方市内の企業さんのもの、会津若松市内のもの、そして県外のものと、進路指導部の先生方の手によってきれいに分類され、整然と掲示されています。熱心に「求人票」を覗き込む3年生たちの姿も、ちらほらと見られます。

 今月から、「求人票受付」が開始され、いよいよ、就職戦線が始まります。先週は、「喜多方市合同企業説明会」が開催され、つい昨日は校内で「就職ガイダンス」が実施され、就職希望の3年生約50名が真剣に参加していました。

 3年生の皆さんは、「求人票」で分からないことがあれば、積極的に進路指導部を訪れ、先生方に尋ねてください。そして、じっくりと仕事を選んでください。

 ただし、まずは自分自身が、「企業さんから選んでもらえる高校生」でなければなりません。南校舎3階の会議室2の前には、昨年度から、「事業所からの要望」が掲示されています。改めてよく読んで、就職戦線を勝ち抜いてください。皆さんの健闘を祈ります。

学校の風景(その4)

 7月7日(土)は七夕でしたが、先週から本校正面玄関内に、願い事が書かれた短冊をたくさんぶら下げた、きれいな笹竹が飾られています。

 短冊を眺めると、生徒たちや先生方による様々な願い事が書かれています。自分自身の進路実現や、部活動での目標、そして、思わず笑ってしまうような願い事もあります。

 

 中には、素晴らしい力作もありますので、皆さん、どうぞご覧ください。笹竹は、もうしばらくは飾られていると思います。

学校の風景(その3)

 先日、校内に素敵な作品が掲示されていましたので、紹介します。

 これは、「子どもの発達と保育」の授業を選択している生徒たちが作製した、「壁面画」です。本校では、月毎にこのような「壁面画」作製して、家庭クラブの生徒たちが、喜多方市内の幼稚園や保育園にそれらを届けて、園との交流を行っています。園児たちからは、いつも大変喜ばれているそうです。

 次の写真は、「フードデザイン」の授業を選択している生徒たちによる、「15分で手軽に作れる朝ごはん」のレシピ集です。本校生の中には、朝、ぎりぎりまで寝ていて、朝ごはんを食べないで慌てて家を出てくる生徒もいるのではないでしょうか・・・? 朝ごはんの重要性は、昔から言われていますので、皆さんもよく知っていると思います。これらのレシピを参考にして、毎朝、朝ごはんをしっかりと食べて、時間には余裕を持って登校するようにしましょう。

 続いての作品は、「6月の食育月間」をテーマとして、「1日3食しっかり食事をとることの大切さ」を、授業で生徒たちが思い思いに画用紙に表現したものです。それぞれに個性が出ていますので、皆さん是非、眺めてみてください!

「We Love 制服週間」が実施されました。

 6月7日(木)と8日(金)の二日間、本校毎年恒例の生徒会行事、「We Love 制服週間」が実施されました。

 

 これは、毎年衣替えの時期に合わせて、生徒会役員の生徒たちを中心に、ポスターやプラカードなどで、本校生に制服の正しい着用を呼びかける生徒会行事です。

 両日とも、生徒会役員に加えて、各運動部・文化部の生徒たちが昇降口前に立ち、プラカードを掲げながら、「おはようございます!」と登校する生徒たちに元気に挨拶し、制服の正しい着用を呼び掛けていました。

 本校生の皆さん、高校生として、また社会人になっても、「身だしなみ」は大変重要ですね。日頃から、制服は正しく着用しましょう!

 生徒会役員の皆さん、各運動部・文化部の皆さん、二日間、ご苦労様でした!

「PTA 朝のさわやかあいさつ運動」が実施されました。

 6月5日(火)と6日(水)の二日間で、毎年恒例のPTA行事、「PTA 朝のさわやかあいさつ運動」が実施されました。

 

 両日とも、PTA健全育成委員会の保護者の方々と田部会長さんが来校され、正門と西門付近で登校する生徒たちに、「おはようございます!」、と明るく元気に声を掛けていただきました。保護者の皆様、ありがとうございました。

 

 本校生の皆さんは、日頃校内で、お客様や先生方ときちんと挨拶はできているでしょうか・・・? 大半の生徒の皆さんは、しっかりできていると思いますが、もっと大きな声で元気よく、相手の目を見て挨拶が出来るようになると、なお良いと思います。朝の挨拶をしていて、私自身は、いつもそんなことを思っています。

 

頑張れ、県大会!

 本日で、1学期の中間考査が終了しましたが、3校時目の時間帯、防災避難訓練の後に、インターハイ県大会の「選手壮行会」が実施されました。

 

 「壮行会」では、県大会へ出場するそれぞれの運動部の代表生徒が挨拶し、生徒会長の永井 葵さんが、激励のことばを述べました。

 

 今年度は、ボート部・陸上部・バレーボール部・ソフトボール部・女子バスケットボール部・卓球部・ソフトテニス部の7種目が、県大会へ出場します。各運動部の生徒たち、本当によく頑張っています! 昨日、同窓会の役員会がありましたが、その席でも、「生徒数が減っているのに、7種目の県大会出場はすごい。生徒たちはよく頑張っていますね!」と、お褒めの言葉をいただきました。

 

 選手の皆さん、県大会では、自分を信じてそして仲間を信じて、最後まで諦めずに戦ってください。県大会で一つでも多く、勝利を収められることを願っています。皆さんの健闘を祈ります。頑張れー!

「進路相談室・資料室」について

 本校生の皆さんは、「進路相談室・資料室」を利用したことはあるでしょうか・・・?

 

 「進路相談室・資料室」は、本校北校舎3Fに新たに設けられた部屋で、写真のとおり、室内には各種進路資料が並べられ、それらを自由に閲覧したり、また、進路指導担当の先生方に進路相談をすることも出来るようになっています。

 これまでは、進路資料の閲覧・進路相談については、北校舎昇降口前の「進路指導室」内で行っていましたが、室内が手狭であり、また、生徒の皆さんに、より主体的に自分自身の進路について研究をしてもらいたいという目的で、「進路相談室・資料室」を設置しました。

 

 写真の通り、廊下には昨年度の進路実績が掲示されていて、ホワイトボードには、昼休みと放課後を中心に、利用可能な時間帯が記載されていますので、3年生は言うまでもなく、1・2年生についても、積極的に「進路相談室・資料室」を利用するようにしてください。

本校の自慢(その6)

 先日、郡山市の佐藤さんという方から、私宛お電話がありました。お話を伺ってみると、自分は盲導犬のユーザーであるが、先週末、貴校の家庭クラブの生徒さんたちに大変親切に喜多方市内を案内していただき、とても感激しました、というお礼のお電話でした。

 

 本校家庭クラブは、日頃から、顧問の石田美紀先生のご指導のもと、盲導犬や手話などについて研究を進めています。本校北校舎2階の被服室付近には、写真のとおり、資料が掲示されています。

 また、昨年10月の公開文化祭「すずかけ祭」で家庭クラブは、"バリアフリーCITY喜多方 ~共生への一歩を東高から~"というテーマで展示・発表を行い、盲導犬ユーザーの方をお招きしてのトークショーも実施しました。 

 

 家庭クラブは、4月の週末に「盲導犬ユーザー散策ボランティア」を実施したのですが、佐藤さんからのお電話は、そのお礼だったのです。お電話をいただいた私は、佐藤さんと同じくらい感激し、生徒たちをとても誇らしく思いました。

 

 家庭クラブの生徒たちは、盲導犬ユーザーの方々のために、事前に入念なリサーチを行いました。生徒たちはまず始めに、ユーザーの方々を「まこと食堂」さんにお連れして、みんなで一緒に、美味しい喜多方ラーメンを食べたそうです。

 

  次に生徒たちは、ユーザーの方々を「おせんべい屋」さんにご案内し、みんなで「せんべいの手焼き体験」をしたそうです。

 

  そして最後に、桜の名所として有名な「日中線記念自転車歩行者道」にユーザーの方々をお連れし、みんなで、とてもきれいな「しだれ桜」を見物したそうです。

  家庭クラブを始めとして、本校の生徒たちは皆、「ボランティアの精神」が旺盛であり、「思いやりの心」に満ち溢れています。これも、本校の自慢の一つです!

本校の自慢(その5)

 

 本校、北校舎4階「書道室」の脇に、作品が展示されています。これは、「書道Ⅰ」の授業を選択している生徒たちが、授業で作製した作品群です。それぞれのうちわには、思い思いのメッセージが墨字で書かれ、素敵な作品に仕上がっています。

 

 本校では、教育課程の特徴の一つとして、芸術科目の中で、音楽・美術に加えて書道も選択できるようになっています。また、書道部の生徒たちも活発な活動を行い、定期的に、東北や全国の展覧会に作品を出品しています。

 

 うちわと一緒に、篆刻の印影も掲示されていますので、どうぞご覧ください。

 

「創立90周年記念事業」の看板が設置されました!

 本日、本校正門に、今年度実施する「創立90周年記念事業」の看板が設置されました。

 昭和3年、福島県立喜多方高等女学校として創立された本校は、昭和23年には喜多方女子高等学校へ改称し、さらに平成12年には、男女共学化と共に、現在の喜多方東高等学校へと改称しました。そして今年度本校は、創立以来、記念すべき90年目を迎えます。

 創立90周年記念事業の一環として、10月27日(土)に、本校第一体育館で記念式典と記念講演を行います。記念講演の講師として、本校の卒業生であり、「『舎監』先生 ~集団就職の少女たちと私~」(本の泉社)の著者でもある、フリーライターの鈴木政子さんをお招きすることになっています。「舎監先生」の概要につきましては、以前このblogでご紹介しましたので、ご覧いただければと思います。

 どんなお話がお聞きできるのか、今から楽しみにしています。 

「新入生歓迎会」と「部活動紹介」が行われました。

 4月10日(火)、本校で毎年恒例の「新入生歓迎会」と「部活動紹介」が行われました。

 「新入生歓迎会」では、生徒会長 永井 葵さん(3の1)が新入生歓迎の言葉を述べ、生徒会役員たちが自己紹介をしました。

 その後、生徒会役員たちがスライドショーで学校紹介を行い、音楽部と演劇部が、新入生歓迎の演奏と寸劇を披露しました。

 新入生たちは、手拍子をしながら音楽部の演奏に耳を傾け、演劇部の寸劇を楽しんでいました。

  最後に、新入生代表がお礼の言葉を述べ、「新入生歓迎会」は終了しました。

 2・3年生たちの、新入生を歓迎する「おもてなしの心」と、新入生たちの、それに応える「感謝の気持ち」が伝わってくる、心温まる「新入生歓迎会」でした。

 44名の新入生の皆さん、先輩方も私たち教職員も全て、皆さん方を心から歓迎します。そして、皆さん方が本校で、充実した高校生活を送ることを心から願っています。何か不安なことがあれば、先輩や先生方にいつでも相談してください。

 次に、「部活動紹介」が行われ、それぞれの部活動の2・3年生たちが、真剣にそしてユーモアを交えて、日頃の活動の様子などを紹介していました。

 新入生の皆さんは、よく考えて部活動を選んで、入部してください。しばらくの間は、学習と部活動の両立は大変だと思いますが、少しずつ、生活のリズムを掴んでください。少々大変でも、頑張ってそれを乗り越えて行くことが、高校生としての自分自身を成長させてくれます。グラウンド南側の桜の木も、皆さんを応援しています!

 ついでに、現在観光客が押し寄せている、喜多方市内の有名な「しだれ桜並木」の写真もアップしておきます・・・(笑)

ご卒業、おめでとうございます!

 昨日3月1日(木)、卒業式が行われ、102名の3年生が学び舎を後にしました。

 私は、3年生たちとは1年間しか学校生活を共に出来ませんでしたが、昨年10月の公開文化祭「すずかけ祭」や夏のスポーツ大会など、3年生たちの活躍は目覚ましく、学校生活の中で光り輝いている姿が強く印象に残っています。

 卒業式での3年生の態度は、とても立派なものでした。前日の卒業式予行では、少々歌声が小さいかなと思いましたが、当日は、全員がとても大きな声で歌を歌っていました。3年生に負けないくらい、在校生たちの卒業式に臨む態度も立派でした。

 式が終了すると、3年生の中には、仲間や担任の先生との別れを惜しみ、感涙に咽ぶ姿がありました。そして退場する際、3年生の各クラスとも、全員が大きな声を合わせて、担任の先生への感謝の言葉を叫びました。それだけでなく、各クラスごとに、保護者の方々への感謝の言葉も述べました。これには私も、涙を堪えることが出来ませんでした。聞いてみると、これは本校では、代々先輩方から引き継がれているスタイルだそうです。

 卒業生たちは、本校での3年間の教育活動を通して、「思いやりの心」や「感謝の気持ち」をしっかりと身につけて、社会へと旅立って行きました。これ以上、うれしいことはありません。

 3学年主任の平野勝先生、新採用教員として、本校で初めてクラスを持った遠藤知美先生、酒巻祐亮先生、3年間、本当にお疲れ様でした。これまでのご指導に、心から感謝申し上げます。先生方の3年間の教えは、確実に生徒一人ひとりの胸に刻まれ、3年生たちは、立派に本校を巣立って行きました。そして、副担任の先生方と各部活動の顧問の先生方を始めとして、本校の全ての教職員の方々にも感謝申し上げます。

 そして、3年間、本校の教育活動に多大なるご理解とご協力をいただき、温かく我が子を見守ってくださった保護者の皆様方、これまで本当にありがとうございました。お子様たちは、この3年間で大きく成長されました。

 3年生の皆さん、ご卒業、おめでとう。いなくなるのは寂しく思いますが、健康に留意して、それぞれの進路で大きく羽ばたいてください。

 最後に一つだけ、エピソードを紹介したいと思います。卒業式の前日、ソフトボール部の部員たちと先生方が、昇降口前と正面玄関前の氷を、一生懸命取り除いてくれていました。少々寒波が緩んだとはいえ、氷は固く、つるはしなども使っての困難な作業でしたが、皆さん黙々と作業をされていました。

 ボランティア活動も、本校の良き伝統であり、ソフトボール部だけでなく、サッカー部やバレーボール部等多くの部活動の生徒たちが、いつも自主的に、校舎内外の清掃などをしてくれています。

 卒業式では、卒業生が主役であるため、在校生と先生方が皆で、縁の下からステージを支えてくれます。これも、毎年先輩から後輩へ引き継がれる、本校の良き伝統の一つです。

 在校生の皆さん、皆さんたちもいつの日か主役となります。たくさんの思い出と達成感を持って卒業式を迎えられるよう、一日一日を無駄にすることなく、学業や部活動等に全力を発揮して、充実した毎日を過ごしてください。



学校の風景(その2)



 これは、現在の本校正面玄関の風景です。ご覧のとおり、大変立派な「雛人形」が飾られています。

 例年本校では、この「雛人形」を飾っているのですが、それがいつ頃から始まったのか、正確なところは私もよく分かりません。本校は、昭和3年に喜多方高等女学校として開校し、平成12年に男女共学化と同時に現在の喜多方東高校と改称するまで、長い期間、喜多方女子高校であり女子校であったということが関係しているのだと思います。



 先日、齋藤マサ子会長さんを始めとして、同窓会の方々4名が来校され、家庭クラブ・生徒会役員・華道部の生徒たちが作業を手伝ってくれて、今年度も立派に、正面玄関に飾ることができました。皆さん、ありがとうございました。



 「ひなまつり」そのものの由来については、前任の書道の先生による大変立派な書が残されています。事務室前の廊下に貼付してありますので、ご覧ください。

 本校の生徒たち(もちろん男子生徒も含めて)の健やかな成長と充実した高校生活を願いつつ、毎日「雛人形」を眺めています。

宝くじ「まちの音楽界」が開催されました。

 1月10日(水)喜多方プラザ文化センターで、宝くじ「まちの音楽界」が開催され、本校音楽部合唱班の生徒たちが、喜多方高校合唱部と喜多方桐桜高校合唱同好会の生徒たちと共に、コンサートへの共演を果たしました。

 このコンサートのタイトルは、「岩崎宏美 with 宗次郎 ~心のふるさとを求めて~」となっていて、歌手の岩崎宏美さんと、オカリナ奏者である宗次郎さんが出演されました。

 岩崎宏美さんと言えば、私たちの世代にとっては、往年のアイドル歌手です。その圧倒的な歌唱力で歌われる「思秋期」や「センチメンタル」などの楽曲は、亡くなった作詞家 阿久悠さんによる歌詞も素晴らしく、当時は、胸をときめかせながら聞き入ったものです。1980年代、「火曜サスペンス劇場」の主題歌であった「聖母(マドンナ)たちのララバイ」も有名であり、好きな曲の一つです。

 そんなこともあり、私も是非ともこのコンサートを聴きたかったのですが、チケットは約2週間で完売したそうです。残念・・・(笑)

 コンサートで、本校音楽部合唱班は大活躍し、「埴生の宿」と「翼をください」の2曲を、岩崎宏美さん・宗次郎さんと共演し、会場は大いに盛り上がったそうです。部員の皆さん、お疲れさまでした。

 岩崎宏美さんと宗次郎さんから、音楽部合唱班の皆さんへ色紙をいただきました。記念写真と新聞記事と共に、校長室前の掲示板に飾ってありますので、皆さん、どうぞご覧ください。

本校の自慢(その4)

 1月12日(金)は、3学期の始業式でした。今シーズン最強最長寒波の影響で、一部路線で列車が運休になりましたが、大部分の生徒が元気に登校して始業式を迎えられたこと、大変うれしく思います。

 当日の放課後、ソフトボール部の生徒たちが、校舎西側の道路の除雪作業をしてくれていました。この道路は、道幅が狭く車も通るため、積雪があると徒歩や自転車での通行が困難になります。

 顧問の石田知先生は、「いやー、筋トレの一環ですよ・・・」と笑っていましたが、川の鉄枠を外しての作業は、大変だったと思います。ソフトボール部の部員の皆さん、ありがとうございました。

明けましておめでとうございます

 明けましておめでとうございます。

 本日1月4日(木)は、「仕事始め」です。今日は、先生方も部活動の練習で登校する生徒も少なく、学校は静かな一日です。昨日、大分雪が積もりましたが、本日日中は、たまに太陽が顔を覗かせています。

 いよいよ、2018年がスタートしました。今年は本校にとって、創立90周年で記念すべき年になります。10月27日(土)には、記念式典が行われます。

 2学期の終業式でも話をしましたが、本校生の皆さんは、この2018年を、自分自身にとって素晴らしい年に出来るよう、新年の決意を新たにし、目標設定をしてください。

 2018年が、生徒の皆さんにとって、素晴らしい1年となることを祈っています。


本日は、「仕事納め」です。

 本日、12月28日(木)は、「仕事納め」です。

 今日も、部活動や課外等で生徒たちは登校し、頑張っていました。生徒の皆さん、お疲れさまでした。

 また、運動部の生徒たちが「大掃除」をして、体育館内外をとてもきれいにしてくれました。これで年明けも、部活動で気持ちよく体育館を使用できると思います。「大掃除」をしてくれた運動部の生徒の皆さん、ありがとうございました。お疲れさまでした。

 職員室も、隅々に積年の埃が大分溜まっていましたので、松本先生・前田先生・平野先生が掃除機をかけてくれて、すっかりきれいになりました。ありがとうございました。

 昨日まで、低気圧の影響で大荒れの天候で、大分雪が積もって道路も凍りました。一転、今日の日中は、久しぶりに太陽が顔を出しています。

 本校生の皆さん、冬季休業中は病気や事故には十分に気を付けて、有意義な毎日を過ごしてください。そして、良いお年をお迎えください。

家庭クラブの「クリスマス講習会」が実施されました。

 

 さて、この美味しそうな料理は何でしょうか・・・?

 これは、12月20日(水)2学期の終業式の後、本校の家庭クラブが実施した「クリスマス講習会」で調理した「クリスマスメニュー」です。私も、つい先程ごちそうになりましたが、どの料理もとても美味しく、あっという間に完食してしまいました!

 「ハッシュドビーフ」は、隠し味にワインを使用したそうで、香りと風味がとても良く、大変上品な味に仕上がっていました。「野菜スープ」は、具沢山で栄養バランスが考慮されており、塩加減が絶妙で優しい味わいがしました。「桃のパウンドケーキ」は、外がサクサク中がしっとりでとても食感が良く、シロップがかかって甘味がちょうど良く出来ていました。

 どの料理もとても美味しかったので、慣れない下手くそな食レポなどをしてしまいました・・・(笑) ごちそうさまでした。

 本校家庭クラブは、家庭科の石田美紀先生のご指導のもと、日頃から活発な活動を行っています。今年度は、会津地区の研究発表大会で、「学校家庭クラブの部」と「ホームプロジェクトの部」の両方で、最優秀賞に輝きました。県大会では、優秀1席をいただきました。

 本校家庭クラブの生徒たち、みんな頑張っています!

「購買部」がグレードアップしました!

 本校の「購買部」が、グレードアップされました。

 事務室の菅野事務長さんと福島さんのご尽力により、「パン販売」等に関するアンケート調査を実施して生徒のニーズと先生方の意見を集約し、出入りの業者さんが一社増え、パンの種類が大幅に増加しました。焼きそばやチャーハン等のメニューも追加され、生徒たちには大好評です。

 「購買部」の入口には、写真のようなホワイトボードを設置していただき、当日のパン等の入荷状況と値段が、一目で分かるようになりました。

 販売の方でも、福島さんや栗村さんがいつもにこやかに、生徒たちの相手をしてくれています。

 本校生の皆さん、皆さん方の学校生活は、多くの方々から支えられ、そして応援されています。パン購入時は順番を守ってきちんと並び、また、ゴミ処理はきちんと行うなど「購買部」利用のルールとマナーをしっかり守って、グレードアップした「購買部」をどんどん利用してください。

「進路講演会」が実施されました。

 11月17日(金)1・2年生を対象に、日本進路指導推進協議会会長の山口和士先生による「進路講演会」が実施されました。

 山口先生は、隣県の山形県のご出身で、長年高校教員として、生徒の進路指導を中心に多くの優れた実践を行い、顕著な実績を残され、一昨年度、群馬県の県立高校の校長先生として定年退職されました。

 講演は、山口先生が青春時代、日本人として初めてノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹博士と面会したエピソードから始まりました。当時、山形県の高校生であった山口先生が湯川博士へ手紙をお書きになると、湯川博士が大学のキャンパスへ山口先生を招いてくれ、思いがけず高名な物理学者との面会が実現したそうです。そしてその面会が、山口先生の以後の人生の大きな転換点となったとのことでした。

 山口先生は、「真実は足で掴め! 必要な者には会いに行け! 権威あるものは疑え!」という持論の持ち主であり、若い頃からのその行動力に驚かされました。

 山口先生は、講演の中で、「学ぶ」ことの大切さを訴えられ、「学ぶこととは、自分自身の頭で考えて、世の中の真実を見極める力を養うことである」、ということを私たちへ教えてくれました。

 また、山口先生は、人生において「志」を持つことがいかに重要であるかもお話しになり、長年の高校教員としてのご自分のご経験から、資料を基に、1年生へは「真の高校生となる10の指針」を、2年生へは「未来に繋がる10の指針」を、大変具体的に分かりやすく教えてくださいました。

 山口先生の、親身で熱意溢れるご講演に、生徒たちはもちろんのこと、私たち教員も大変刺激を受け、多くのことを学ぶことができました。山口先生、本当にありがとうございました。

 本校生の皆さん、皆さん方一人ひとりには、無限の可能性が秘められています。どうか、大きな「志」を持って、本校在学中の3年間で、自らの可能性を開花させてください。私たち教員も、全力で、皆さん方の進路希望実現を支援します。

「修学旅行」、順調です!

 2年生の皆さん、「修学旅行」を楽しんでいますか・・・? 旅行は、順調なようですね。昨日の嵐山の紅葉はどうでしたか・・・? 宿での夜間外出は、わくわくしたことでしょう。

 今日は、旅行2日目ですね。本日の奈良・京都は天気も最高で、日中は、晩秋の古都観光を満喫できたものと思います。清水寺の舞台からの京都市内の眺めは、さぞや素晴らしかったことでしょう。今日は、こちら喜多方も、朝から快晴の素晴らしい天気でした。朝方は、少々冷えました。

 2年生の皆さん、体調には十分注意しながら、引き続き「修学旅行」を満喫してください。今回の「修学旅行」が、充実した楽しい旅行となり、高校時代の大切な思い出の1ページとなることを心から祈っています。
 

 

 

『舎監せんせい』を読みました。

 「『舎監』せんせい ~集団就職の少女たちと私~」(本の泉社)というタイトルの本を読みました。

 本校生の皆さんは、「舎監(しゃかん)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか・・・? 最近では、あまり耳にしない言葉かも知れませんが、辞書を引くと、「寄宿舎で、寄宿している学生・生徒の生活指導や監督をする人」と説明されています。

 この本の著者は、現在フリーライターをされている鈴木政子さんという方で、喜多方女子高等学校の卒業生、つまり、皆さん方の先輩でいらっしゃいます。鈴木さんは、本校卒業後、東京の大学で学ばれ、国語の教員免許を取得されました。その後、大手出版社での勤務を経て、昭和34年からの4年間、首都圏の大手電機メーカーで、「舎監」としてお勤めになりました。この本には、鈴木さんが「舎監」として、「集団就職」の少女たちと共に過ごした貴重な体験が綴られています。

 「集団就職」も、現在ではほとんど聞かれない言葉になりましたが、これは、「かつて日本で行われていた雇用の一形態であり、地方の中学・高校卒業者が、大都市の企業や店舗などへ集団で就職すること」を指しています。「集団就職」した少年・少女たちは、当時「金の卵」と呼ばれ、実際に、高度経済成長期にあった日本を縁の下から支えたのです。9月末まで、NHKで放映されていた連続テレビ小説「ひよっこ」も、「集団就職」や「舎監」がモチーフとなっていましたので、見たことがある人は、イメージが湧くと思います。

 鈴木さんは「舎監」として、国語の授業などを行いながら、工場で働く十代半ばの多感な少女たちの面倒を見ました。日々の生活は、笑いあり涙ありで、様々な出来事が起こります。鈴木さんは、「舎監」として日々悩みながらも、少女たちにとって何が最善であるかを考えながら、優しくそして時には厳しく、少女たちへ惜しみない愛情を注ぎます。

 鈴木さんは、一人の女性として、人生の岐路であれこれ思い悩みながらも、熟慮の末自分自身で「決断」し、そしてそれを「行動」に移して来られました。鈴木さんが、自分自身の人生に正面から向き合い、「勇気」を持ってこれまでの人生を歩んで来られた姿に、私は感動を覚えました。

 「読書の秋」も、大分深まりました。『舎監せんせい』は、本校の図書館に置かれています。本校生の皆さんも、是非、読んでください。そして、かつての「集団就職の少女たち」の姿に、触れてみてください。

「すずかけ祭」、有終の美!

 10月26日(木)、台風で延期されていた「終夜祭」が無事行われ、「すずかけ祭」の有終の美を飾りました!

 まず始めに、保健委員会の発表があり、その後、音楽部による発表がありました。「美女と野獣」を彷彿とさせるユーモアたっぷりの劇に、伴奏が加わりました。続きは、2月の「スプリングコンサート」でということでしたので、乞うご期待です。

 「有志発表」は、21日(土)同様、大変盛り上がりました。たくさんのネオンライトを駆使してのダンス等があり、生徒たちはステージ前に陣取って大声援を送っていました。日頃とは、少々違った生徒たちの一面を垣間見ることができ、本校生の、若い力と自己表現力に圧倒されました。



 続いて、「早食い・早飲み選手権」や「ロシアンルーレット」等のゲームが行われました。ゲームには、生徒と一緒に先生方も出場し、盛んな声援を受けていました。私も、うまか棒の早食いに出場しましたが、結果は惨敗でした・・・(笑)



 休憩を挟んで、今回の「すずかけ祭」の表彰式が行われました。クラス企画・仮装行列での各賞に加えて、急遽、仮装行列での個人賞も設けられました。表彰を受けたクラスや生徒たちの、満足気でうれしそうな表情がとても印象的でした。

 その後、今回の「すずかけ祭」のテーマ、「" Our wish for the future " ~未来へつながる思い~」から連想される漢字一字のアンケート発表がありました。1位が「夢」、2位が「繋」、3位が「希」という結果であり、本校生の良識を窺い知ることができました。



 次に、「エンドロール」の上映がありました。今回の「すずかけ祭」の、準備から「一般公開」までの様子が、生徒や先生方からのメッセージ入りで映像になっており、準備の様子などが手に取るように分かりました。「エンドロール」は、「終夜祭」に相応しい内容でした。

 そして最後の最後に、グラウンドでの「花火」がありました。夕闇迫る直前、まず最初に「噴水花火」が噴き上がりました。続いて、「仕掛け花火」に点火されると、見事に、『祝すずかけ祭』の文字がカラフルに浮かび上がりました。そして最後に、大音響と共に「パステル花火」が打ち上がると、思わず生徒たちからは歓声が上がり、それが拍手に変わりました。



 おかげさまで、無事、3年に一度の公開文化祭「すずかけ祭」の全日程を終了することができました。生徒会役員・実行委員会を始めとして、全校生の皆さん、全ての先生方、「休処 よってがんしょ」でご協力いただいたPTAの皆様方、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

 そして、雨の中ご来場いただいた皆様方と、日頃からお世話になっております地域社会の方々に、心から感謝申し上げます。皆様、本当にありがとうございました。

「すずかけ祭」の「一般公開」が無事終了!

 10月22日(日)、「すずかけ祭」の「一般公開」が無事終了しました!

 当日はあいにくの雨にもかかわらず、1,000名近い方々にご来場いただきました。皆様、雨の中の多数のご来場、本当にありがとうございました。入り口には、係の生徒たちが作製したカラフルなアーチが飾られ、お客様方をお迎えしていました。

 

 家庭クラブでは、「バリアフリーCITY喜多方 ~共生への一歩を東高から~」というタイトルで、日頃盲導犬を連れている目の不自由な方をお招きし、盲導犬についてのトークショーが行われました。

 会場には、立ち見が出る程多くのお客様が訪れ、トークショーを興味深く聞かれていました。その中で、盲導犬がハーネスを付けている間(仕事中)は、「声を掛けない・触らない・エサを与えない」という三つのことをしっかり守って欲しいというお話があり、とても勉強になりました。

 トークショーの間、盲導犬の「プラス君(オス)」は、飼い主の方の足元でじっと大人しくしていました。その後、ハーネスを外したプラス君を、撫でたりすることができました。



 今回の「すずかけ祭」でも、毎回恒例のPTAの方々による食堂、「休処 よってがんしょ」がオープンしました。「よってがんしょ」は、当日券を買い求めるお客様で大変賑わい、おかげさまで、準備したメニューは全て完売することができました。皆様、ご来店ありがとうございました。

 私も、「カレーライス」「かけうどん」「玉こんにゃく」をいただきましたが、どれも本当に美味しく、PTAのお父さん・お母さん方の腕前に脱帽いたしました。ごちそうさまでした。「カレーライス」は、「中辛」と「甘口」の2種類のルーが準備され、私は「中辛」をいただきました。「玉こんにゃく」は、「米沢名物」が「東高名物」と書き換えられていて、思わず笑ってしまいました。







 PTAの皆様方、大繁盛であった「休処 よってがんしょ」の切り盛り、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

 本校生たちが、連日遅くまで頑張って準備したクラス展示は、どこのクラスも素晴らしい出来栄えで、多くのお客様方で賑わっていました。体育館での発表や作品展示も、とても見応えがあったと思います。





 本校生の皆さん、「すずかけ祭」の「一般公開」、本当にお疲れ様でした。どれをとっても、素晴らしい展示と素晴らしい発表、そして、素晴らしい「おもてなしの心」でした。立派な文化祭が出来たこと、皆さん方をとても誇りに思います。

「すずかけ祭」初日が終了しました。

 3年に一度の公開文化祭「すずかけ祭」の初日が、無事終了しました。

 朝方少々雨が降り、天候が心配されましたが、その後雨が落ちてくることはなく、午前中予定通り、「仮装行列」が無事実施されました。

 「蔵の町」喜多方市の中心街を、それぞれに工夫を凝らした、色とりどりのキャラクターたちが練り歩きました。

 その後行列は学校に戻り、審査員と全校生を前にしてクラスごとのパフォーマンスが行われ、音楽に合わせて、息の合ったダンスや寸劇などが披露されました。

 午後は体育館で、「有志の発表」が行われました。迫力あるダンスや、ピアノやギター伴奏による歌など、それぞれとても見応えのあるパフォーマンスであり、生徒たちはステージ前に腰を下ろし、盛んに声援を送りながらとても盛り上がっていました。本校生たちの、「若い力と自己表現力」に感心しました。

 ところで、体育館のステージの両脇に、美術の寶保先生と係の生徒たちが、長期間かかって苦労して作り上げた、「立体オブジェ」があります。一つは、「喜多方ラーメンと龍」であり、もう一つは、近くに群生地がある「ひめさゆりの花」を模ったものです。どちらも、素晴らしい出来栄えとなっています。是非とも、ご覧ください。

 明日は、午前10時から午後3時まで「一般公開」となります。是非ご来場いただき、本校生たちが頑張っている姿をご覧ください。