日誌

本校の自慢(その6)

 先日、郡山市の佐藤さんという方から、私宛お電話がありました。お話を伺ってみると、自分は盲導犬のユーザーであるが、先週末、貴校の家庭クラブの生徒さんたちに大変親切に喜多方市内を案内していただき、とても感激しました、というお礼のお電話でした。

 

 本校家庭クラブは、日頃から、顧問の石田美紀先生のご指導のもと、盲導犬や手話などについて研究を進めています。本校北校舎2階の被服室付近には、写真のとおり、資料が掲示されています。

 また、昨年10月の公開文化祭「すずかけ祭」で家庭クラブは、"バリアフリーCITY喜多方 ~共生への一歩を東高から~"というテーマで展示・発表を行い、盲導犬ユーザーの方をお招きしてのトークショーも実施しました。 

 

 家庭クラブは、4月の週末に「盲導犬ユーザー散策ボランティア」を実施したのですが、佐藤さんからのお電話は、そのお礼だったのです。お電話をいただいた私は、佐藤さんと同じくらい感激し、生徒たちをとても誇らしく思いました。

 

 家庭クラブの生徒たちは、盲導犬ユーザーの方々のために、事前に入念なリサーチを行いました。生徒たちはまず始めに、ユーザーの方々を「まこと食堂」さんにお連れして、みんなで一緒に、美味しい喜多方ラーメンを食べたそうです。

 

  次に生徒たちは、ユーザーの方々を「おせんべい屋」さんにご案内し、みんなで「せんべいの手焼き体験」をしたそうです。

 

  そして最後に、桜の名所として有名な「日中線記念自転車歩行者道」にユーザーの方々をお連れし、みんなで、とてもきれいな「しだれ桜」を見物したそうです。

  家庭クラブを始めとして、本校の生徒たちは皆、「ボランティアの精神」が旺盛であり、「思いやりの心」に満ち溢れています。これも、本校の自慢の一つです!