日誌

「同窓会総会」が開催されました。

 8月20日(日)、大和川酒造店さんの昭和蔵をお借りして、2年に一度の本校の「同窓会総会」が開催されました。

 今回は、会員の皆様と学校関係者合わせて、52名の方々が出席されました。ご出席、ありがとうございました。

 開会のことばの後、校歌斉唱がありましたが、まず最初に、喜多方女子高校時代の校歌を斉唱し、次に、現在の校歌を斉唱しました。私は、以前の校歌を初めて聴きましたが、女子校の校歌らしい、格調高い印象を受けました。どちらの校歌も、それぞれ素敵であると思います。

 齋藤マサ子会長さんからのご挨拶のあと、ご来賓としてお招きした、東京「すずかけ会」の冨木みゑ会長さんからご祝辞を頂戴しました。その後、事業報告等の議事が行われ、新役員の方々が承認されました。

 記念撮影を挟んで、笹川壽夫先生の講演会が開催されました。講演会のタイトルは、「会津戊辰戦争と女たち」であり、笹川先生から配られた資料を見ながら講演をお聞きしました。

 日頃は控えめな女性であっても、戦争や大事件の際に、その力が遺憾なく発揮されることがある。戊辰戦争時がまさにそうであり、中野竹子らの奮戦があった。彼女たちの活躍の根底には、恥辱を潔しとしないという会津の女子教育があった、というお話でした。

 会津藩では、戦場での心得を息子に諭すのは、男親ではなく、多くは母親であり祖母であったということもお聞きし、改めて、会津の女性たちの強さを知りました。