日誌

「ミニ文化祭」、お疲れ様でした!

 11月2日(金)、「ミニ文化祭」が行われました。昨年度は、3年に一度の公開文化祭「すずかけ祭」を実施しましたので、今年度と来年度は、「ミニ文化祭」になります。

 会場である第1体育館後方には、書道部・華道部の生徒たちの作品に加えて、書道と美術の選択授業での作品群も多数展示されていて、文化の香りが漂っていました。作品は、どれも素晴らしいものでしたが、とりわけ、書道の作品群は数も多くて圧巻でした。来校された保護者の方々も、興味深げに鑑賞されていました。

 「ミニ文化祭」では、生徒会役員による開会行事の後、「合唱コンクール」がありました。全7クラスの生徒全員がステージに上がり、各クラスごとに、校歌と自由曲を合唱しました。ピアノ伴奏や指揮も、当該クラスの生徒たちの手によってなされました。全てのクラスで、女子も男子も照れることなく堂々と、練習を積み重ねた自由曲を披露していました。

 「合唱コンクール」は、優勝が3の1、第2位が3の2、第3位が3の3という結果でした。ただし、どのクラスにも工夫と努力の跡が見られ、それぞれに素晴らしかったと思います。結果は、僅差であったそうです。

 次に、各部・各委員会による発表がありました。保健委員会は、スライドを使って、食生活についての発表をしました。家庭クラブは、手話を交えながら、障がい者と健常者との共生、「心のバリアフリー」についての発表をしました。

 図書委員会は、「紙芝居」による絵本の読み聞かせを行い、書道部は、全校生から募集した漢字1文字の結果を作品にして、それを披露しました。

 音楽部は、合唱班・吹奏楽班それぞれによる合唱と演奏という従来のスタイルに、スライドの映像を加えるという新たな手法を披露しました。

 とりわけ、生徒たちと先生方によるパフォーマンスで映像を作り上げた、槇原敬之さんの往年のヒット曲「どんなときも」は、生徒たちと先生方のキャラクターとユーモアが炸裂し、会場全体が笑いの渦に包まれました。

 映像を作り上げるのには、大変な労力が必要であったと思います。音楽部の生徒の皆さん、顧問の小泉和佳子先生、本当にお疲れ様でした。素晴らしい作品を、ありがとうございました。皆さんのおかげで、生徒も先生方も、とても楽しい一時を過ごすことができました。

 「ミニ文化祭」のトリを飾ったのは、有志による発表でした。ダンス、独唱、デュエット、マッチョダンス(笑)など、本校の生徒たちの若い力と自己表現力に圧倒されました。普段はなかなか知る機会がありませんが、生徒たちはそれぞれに、隠れた才能に満ち溢れていることが分かりました。どの発表も、本当に素晴らしかった。

 「ミニ文化祭」の企画と準備にあたってくれた生徒会役員の皆さんと係の先生方、本当にお疲れ様でした。今年度も、素晴らしい文化祭を実施することができました。ありがとうございました。そして、全校生の皆さんと先生方も、お疲れ様でした!