校長blog
鈴木政子さんと「綾瀬はるか」さんの対談が放映されます!
太平洋戦争の終戦記念日である8月15日(水)、TBS 午後11時10分からの「NEW23」で、本校卒業生の鈴木政子さんと、女優の「綾瀬はるか」さんの対談が放映されるそうです。
鈴木政子さんは、喜多方女子高校時代の本校の卒業生で、現在、神奈川県藤沢市にお住まいで、フリーライターをされていらっしゃいます。鈴木さんは今年、「語らなかった女たち -引揚者、70年の歩み-」(本の泉社)という本を出版され、対談は、その本についての対談だそうです。
鈴木さんは、2015年には、「『舎監』先生 -集団就職の少女たちと私-」(本の泉社)という本も出版されました。この本は、本校図書館で借りることができます。私も昨年、このblogで、「舎監先生」を紹介させていただきました。本校生には、是非、読んで欲しい1冊です。
10月27日(土)の創立90周年記念式典には、鈴木政子さんの記念講演も予定されていますので、私は今からとても楽しみにしています。
「綾瀬はるか」さんは、解説の必要はないと思います。現在、TBSの「義母と娘のブルース」にもご出演されており、今をときめく人気女優さんでいらっしゃいます。以前、NHKの大河ドラマ「八重の桜」にも主演されたことがおありですので、会津とは、縁がある女優さんであると思います。
お二人の対談、果たしてどんなご様子であったのか、楽しみです。皆さん、是非、ご覧ください。
「PTA花壇除草作業」が行われました。
7月21日(土)、毎年恒例の「PTA花壇除草作業」が行われました。
当日は朝7時に、PTA総務委員会の保護者の皆様方に、多数お集まりいただきました。除草前の花壇は、こんな感じでした。
早朝とはいえ、連日の猛暑で、当日も朝からかなりの熱波でしたが、保護者の皆様方は協力して、手際良く作業を進めてくださいました。
草むしり作業は、1時間ほどで終了し、花壇は見違えるようにきれいになりました! 総務委員会の保護者の皆様、係の先生方、早朝からありがとうございました。
7月27日(金)には、例年の「オープンスクール」が予定されていて、多数の中学生や保護者の方が来校されますので、きれいな花壇で、お客様をお迎えすることができます。
草むしりをしていて、花壇の手前に1本だけ、小さなコキアが根付いていました。昔、「根性大根」が話題になったことがありましたが、まさに「根性コキア」で、むしるのも何となく気が引けて、そのままにしてしまいました。邪魔になりそうな気もするのですが、果たしてどれくらい頑張ってくれるでしょうか・・・(笑)
学期中、花壇の水やりは、各クラスの生活委員の生徒たちがしてくれています。夏休み中は、日直の先生がしてくれます。先日は谷津田先生が、水やりをしてくれていました。この猛暑に負けずに、できるだけ長く、花々が咲いていてくれるといいですね。
「進路講演会」が実施されました。
6月21日(木)、日本進路指導推進協議会会長の山口和士先生による、全校生対象の「進路講演会」と、保護者の方対象の「進路学習会」が実施されました。
山口先生には、昨年11月にも来校していただき、全校生対象の「進路講演会」を実施しました。山口先生は、全国的に大変高名でご多忙な先生でいらっしゃいますので、2年連続で本校にお呼びできたのは奇跡的なことであり、本校の生徒たちは大変幸せであったと思います。今回は、全校生・教職員に加えて、多数の保護者の方々にも山口先生のご講演を聞いていただくことができました。
前回同様、山口先生のお話は、教育に対する情熱と生徒たちへの愛に満ち溢れていました。私には、「人は皆、偶然により奇跡的に生かされている命である。だからこそ、与えられた命を決して無駄にしてはならない。学ばなければならない」、「志こそが、人を成長させる。夢や志を持ったとき、人は変わることができる」、「人は、人によってでしか変わることができない」などの言葉が、とても印象に残りました。
今回の講演会でも、山口先生のお話は生徒たち一人ひとりの心に響き、生徒たちは、勇気と自信をもらうことができたと思います。私たち教職員も、日頃の教育活動について、たくさんのヒントをもらうことができました。山口先生、お忙しいところ、本当にありがとうございました。
「校内スポーツ大会」、お疲れ様でした!
7月18日(水)・19日(木)の2日間、押切川体育館をお借りして、毎年恒例の「校内スポーツ大会」が行われました。
今年度は、連日の猛暑日で、熱中症等の心配があったため、残念ながら、2日目の「クラス対抗男女混合リレー」と「借人競争」をカットして、各種目の競技時間も少し短縮しました。
それでも、2日間の日程の中で、女子バレーボール・女子ドッジボール・男女バスケットボール・男子フットサル・長縄跳びの5種目が行われ、真剣にプレーする選手たち、それを熱心に応援する生徒たちで、スポーツ大会は大いに盛り上がりました! 1年生から3年生まで、各クラスとも、ユーモア溢れるお揃いのTシャツを着用していました。
例年、校内スポーツ大会は、3年生がその力を発揮することが多いのですが、やはり今年度も3年生たちの力は圧倒的で、総合優勝は3年3組でした。3年生の各クラスでは、クラス全員で円陣を組んで、全員で熱狂してチームを応援する姿が見られました。学校全体が一つになり、大いに盛り上がった2日間でした。全校生の皆さん、先生方も、皆さん、お疲れ様でした!
「PTA花壇花植え作業」が行われました。
6月13日(水)、PTA総務委員会による、毎年恒例の「花壇花植え作業」が行われました。
作業には、総務委員会の保護者の方々に加えて、各クラスの生活委員と先生方も参加しました。まず始めに、花壇をきれいに耕して、その後、花の苗を植えました。
作業後は、花壇が見違えるようにきれいになり、整然と花の苗が植えられました。今後、各クラスの生活委員が交代で、水やりをすることになっています。
7月27日(金)には「オープンスクール」があり、多数の中学生や保護者の方々が来校されますので、その際に、花々がきれいに花を咲かせているといいですね。
皆さん、花植え作業、お疲れ様でした。
「求人票受付」が始まりました。
これは、本校北校舎2階廊下の、本日の光景です。
多数の「求人票」が、喜多方市内の企業さんのもの、会津若松市内のもの、そして県外のものと、進路指導部の先生方の手によってきれいに分類され、整然と掲示されています。熱心に「求人票」を覗き込む3年生たちの姿も、ちらほらと見られます。
今月から、「求人票受付」が開始され、いよいよ、就職戦線が始まります。先週は、「喜多方市合同企業説明会」が開催され、つい昨日は校内で「就職ガイダンス」が実施され、就職希望の3年生約50名が真剣に参加していました。
3年生の皆さんは、「求人票」で分からないことがあれば、積極的に進路指導部を訪れ、先生方に尋ねてください。そして、じっくりと仕事を選んでください。
ただし、まずは自分自身が、「企業さんから選んでもらえる高校生」でなければなりません。南校舎3階の会議室2の前には、昨年度から、「事業所からの要望」が掲示されています。改めてよく読んで、就職戦線を勝ち抜いてください。皆さんの健闘を祈ります。
学校の風景(その4)
7月7日(土)は七夕でしたが、先週から本校正面玄関内に、願い事が書かれた短冊をたくさんぶら下げた、きれいな笹竹が飾られています。
短冊を眺めると、生徒たちや先生方による様々な願い事が書かれています。自分自身の進路実現や、部活動での目標、そして、思わず笑ってしまうような願い事もあります。
中には、素晴らしい力作もありますので、皆さん、どうぞご覧ください。笹竹は、もうしばらくは飾られていると思います。
学校の風景(その3)
先日、校内に素敵な作品が掲示されていましたので、紹介します。
これは、「子どもの発達と保育」の授業を選択している生徒たちが作製した、「壁面画」です。本校では、月毎にこのような「壁面画」作製して、家庭クラブの生徒たちが、喜多方市内の幼稚園や保育園にそれらを届けて、園との交流を行っています。園児たちからは、いつも大変喜ばれているそうです。
次の写真は、「フードデザイン」の授業を選択している生徒たちによる、「15分で手軽に作れる朝ごはん」のレシピ集です。本校生の中には、朝、ぎりぎりまで寝ていて、朝ごはんを食べないで慌てて家を出てくる生徒もいるのではないでしょうか・・・? 朝ごはんの重要性は、昔から言われていますので、皆さんもよく知っていると思います。これらのレシピを参考にして、毎朝、朝ごはんをしっかりと食べて、時間には余裕を持って登校するようにしましょう。
続いての作品は、「6月の食育月間」をテーマとして、「1日3食しっかり食事をとることの大切さ」を、授業で生徒たちが思い思いに画用紙に表現したものです。それぞれに個性が出ていますので、皆さん是非、眺めてみてください!
「We Love 制服週間」が実施されました。
6月7日(木)と8日(金)の二日間、本校毎年恒例の生徒会行事、「We Love 制服週間」が実施されました。
これは、毎年衣替えの時期に合わせて、生徒会役員の生徒たちを中心に、ポスターやプラカードなどで、本校生に制服の正しい着用を呼びかける生徒会行事です。
両日とも、生徒会役員に加えて、各運動部・文化部の生徒たちが昇降口前に立ち、プラカードを掲げながら、「おはようございます!」と登校する生徒たちに元気に挨拶し、制服の正しい着用を呼び掛けていました。
本校生の皆さん、高校生として、また社会人になっても、「身だしなみ」は大変重要ですね。日頃から、制服は正しく着用しましょう!
生徒会役員の皆さん、各運動部・文化部の皆さん、二日間、ご苦労様でした!
「PTA 朝のさわやかあいさつ運動」が実施されました。
6月5日(火)と6日(水)の二日間で、毎年恒例のPTA行事、「PTA 朝のさわやかあいさつ運動」が実施されました。
両日とも、PTA健全育成委員会の保護者の方々と田部会長さんが来校され、正門と西門付近で登校する生徒たちに、「おはようございます!」、と明るく元気に声を掛けていただきました。保護者の皆様、ありがとうございました。
本校生の皆さんは、日頃校内で、お客様や先生方ときちんと挨拶はできているでしょうか・・・? 大半の生徒の皆さんは、しっかりできていると思いますが、もっと大きな声で元気よく、相手の目を見て挨拶が出来るようになると、なお良いと思います。朝の挨拶をしていて、私自身は、いつもそんなことを思っています。
頑張れ、県大会!
本日で、1学期の中間考査が終了しましたが、3校時目の時間帯、防災避難訓練の後に、インターハイ県大会の「選手壮行会」が実施されました。
「壮行会」では、県大会へ出場するそれぞれの運動部の代表生徒が挨拶し、生徒会長の永井 葵さんが、激励のことばを述べました。
今年度は、ボート部・陸上部・バレーボール部・ソフトボール部・女子バスケットボール部・卓球部・ソフトテニス部の7種目が、県大会へ出場します。各運動部の生徒たち、本当によく頑張っています! 昨日、同窓会の役員会がありましたが、その席でも、「生徒数が減っているのに、7種目の県大会出場はすごい。生徒たちはよく頑張っていますね!」と、お褒めの言葉をいただきました。
選手の皆さん、県大会では、自分を信じてそして仲間を信じて、最後まで諦めずに戦ってください。県大会で一つでも多く、勝利を収められることを願っています。皆さんの健闘を祈ります。頑張れー!
「進路相談室・資料室」について
本校生の皆さんは、「進路相談室・資料室」を利用したことはあるでしょうか・・・?
「進路相談室・資料室」は、本校北校舎3Fに新たに設けられた部屋で、写真のとおり、室内には各種進路資料が並べられ、それらを自由に閲覧したり、また、進路指導担当の先生方に進路相談をすることも出来るようになっています。
これまでは、進路資料の閲覧・進路相談については、北校舎昇降口前の「進路指導室」内で行っていましたが、室内が手狭であり、また、生徒の皆さんに、より主体的に自分自身の進路について研究をしてもらいたいという目的で、「進路相談室・資料室」を設置しました。
写真の通り、廊下には昨年度の進路実績が掲示されていて、ホワイトボードには、昼休みと放課後を中心に、利用可能な時間帯が記載されていますので、3年生は言うまでもなく、1・2年生についても、積極的に「進路相談室・資料室」を利用するようにしてください。
本校の自慢(その6)
先日、郡山市の佐藤さんという方から、私宛お電話がありました。お話を伺ってみると、自分は盲導犬のユーザーであるが、先週末、貴校の家庭クラブの生徒さんたちに大変親切に喜多方市内を案内していただき、とても感激しました、というお礼のお電話でした。
本校家庭クラブは、日頃から、顧問の石田美紀先生のご指導のもと、盲導犬や手話などについて研究を進めています。本校北校舎2階の被服室付近には、写真のとおり、資料が掲示されています。
また、昨年10月の公開文化祭「すずかけ祭」で家庭クラブは、"バリアフリーCITY喜多方 ~共生への一歩を東高から~"というテーマで展示・発表を行い、盲導犬ユーザーの方をお招きしてのトークショーも実施しました。
家庭クラブは、4月の週末に「盲導犬ユーザー散策ボランティア」を実施したのですが、佐藤さんからのお電話は、そのお礼だったのです。お電話をいただいた私は、佐藤さんと同じくらい感激し、生徒たちをとても誇らしく思いました。
家庭クラブの生徒たちは、盲導犬ユーザーの方々のために、事前に入念なリサーチを行いました。生徒たちはまず始めに、ユーザーの方々を「まこと食堂」さんにお連れして、みんなで一緒に、美味しい喜多方ラーメンを食べたそうです。
次に生徒たちは、ユーザーの方々を「おせんべい屋」さんにご案内し、みんなで「せんべいの手焼き体験」をしたそうです。
そして最後に、桜の名所として有名な「日中線記念自転車歩行者道」にユーザーの方々をお連れし、みんなで、とてもきれいな「しだれ桜」を見物したそうです。
家庭クラブを始めとして、本校の生徒たちは皆、「ボランティアの精神」が旺盛であり、「思いやりの心」に満ち溢れています。これも、本校の自慢の一つです!
本校の自慢(その5)
本校、北校舎4階「書道室」の脇に、作品が展示されています。これは、「書道Ⅰ」の授業を選択している生徒たちが、授業で作製した作品群です。それぞれのうちわには、思い思いのメッセージが墨字で書かれ、素敵な作品に仕上がっています。
本校では、教育課程の特徴の一つとして、芸術科目の中で、音楽・美術に加えて書道も選択できるようになっています。また、書道部の生徒たちも活発な活動を行い、定期的に、東北や全国の展覧会に作品を出品しています。
うちわと一緒に、篆刻の印影も掲示されていますので、どうぞご覧ください。
「創立90周年記念事業」の看板が設置されました!
本日、本校正門に、今年度実施する「創立90周年記念事業」の看板が設置されました。
昭和3年、福島県立喜多方高等女学校として創立された本校は、昭和23年には喜多方女子高等学校へ改称し、さらに平成12年には、男女共学化と共に、現在の喜多方東高等学校へと改称しました。そして今年度本校は、創立以来、記念すべき90年目を迎えます。
創立90周年記念事業の一環として、10月27日(土)に、本校第一体育館で記念式典と記念講演を行います。記念講演の講師として、本校の卒業生であり、「『舎監』先生 ~集団就職の少女たちと私~」(本の泉社)の著者でもある、フリーライターの鈴木政子さんをお招きすることになっています。「舎監先生」の概要につきましては、以前このblogでご紹介しましたので、ご覧いただければと思います。
どんなお話がお聞きできるのか、今から楽しみにしています。
「新入生歓迎会」と「部活動紹介」が行われました。
4月10日(火)、本校で毎年恒例の「新入生歓迎会」と「部活動紹介」が行われました。
「新入生歓迎会」では、生徒会長 永井 葵さん(3の1)が新入生歓迎の言葉を述べ、生徒会役員たちが自己紹介をしました。
その後、生徒会役員たちがスライドショーで学校紹介を行い、音楽部と演劇部が、新入生歓迎の演奏と寸劇を披露しました。
新入生たちは、手拍子をしながら音楽部の演奏に耳を傾け、演劇部の寸劇を楽しんでいました。
最後に、新入生代表がお礼の言葉を述べ、「新入生歓迎会」は終了しました。
2・3年生たちの、新入生を歓迎する「おもてなしの心」と、新入生たちの、それに応える「感謝の気持ち」が伝わってくる、心温まる「新入生歓迎会」でした。
44名の新入生の皆さん、先輩方も私たち教職員も全て、皆さん方を心から歓迎します。そして、皆さん方が本校で、充実した高校生活を送ることを心から願っています。何か不安なことがあれば、先輩や先生方にいつでも相談してください。
次に、「部活動紹介」が行われ、それぞれの部活動の2・3年生たちが、真剣にそしてユーモアを交えて、日頃の活動の様子などを紹介していました。
新入生の皆さんは、よく考えて部活動を選んで、入部してください。しばらくの間は、学習と部活動の両立は大変だと思いますが、少しずつ、生活のリズムを掴んでください。少々大変でも、頑張ってそれを乗り越えて行くことが、高校生としての自分自身を成長させてくれます。グラウンド南側の桜の木も、皆さんを応援しています!
ついでに、現在観光客が押し寄せている、喜多方市内の有名な「しだれ桜並木」の写真もアップしておきます・・・(笑)
ご卒業、おめでとうございます!
私は、3年生たちとは1年間しか学校生活を共に出来ませんでしたが、昨年10月の公開文化祭「すずかけ祭」や夏のスポーツ大会など、3年生たちの活躍は目覚ましく、学校生活の中で光り輝いている姿が強く印象に残っています。
卒業式での3年生の態度は、とても立派なものでした。前日の卒業式予行では、少々歌声が小さいかなと思いましたが、当日は、全員がとても大きな声で歌を歌っていました。3年生に負けないくらい、在校生たちの卒業式に臨む態度も立派でした。
式が終了すると、3年生の中には、仲間や担任の先生との別れを惜しみ、感涙に咽ぶ姿がありました。そして退場する際、3年生の各クラスとも、全員が大きな声を合わせて、担任の先生への感謝の言葉を叫びました。それだけでなく、各クラスごとに、保護者の方々への感謝の言葉も述べました。これには私も、涙を堪えることが出来ませんでした。聞いてみると、これは本校では、代々先輩方から引き継がれているスタイルだそうです。
卒業生たちは、本校での3年間の教育活動を通して、「思いやりの心」や「感謝の気持ち」をしっかりと身につけて、社会へと旅立って行きました。これ以上、うれしいことはありません。
3学年主任の平野勝先生、新採用教員として、本校で初めてクラスを持った遠藤知美先生、酒巻祐亮先生、3年間、本当にお疲れ様でした。これまでのご指導に、心から感謝申し上げます。先生方の3年間の教えは、確実に生徒一人ひとりの胸に刻まれ、3年生たちは、立派に本校を巣立って行きました。そして、副担任の先生方と各部活動の顧問の先生方を始めとして、本校の全ての教職員の方々にも感謝申し上げます。
そして、3年間、本校の教育活動に多大なるご理解とご協力をいただき、温かく我が子を見守ってくださった保護者の皆様方、これまで本当にありがとうございました。お子様たちは、この3年間で大きく成長されました。
3年生の皆さん、ご卒業、おめでとう。いなくなるのは寂しく思いますが、健康に留意して、それぞれの進路で大きく羽ばたいてください。
最後に一つだけ、エピソードを紹介したいと思います。卒業式の前日、ソフトボール部の部員たちと先生方が、昇降口前と正面玄関前の氷を、一生懸命取り除いてくれていました。少々寒波が緩んだとはいえ、氷は固く、つるはしなども使っての困難な作業でしたが、皆さん黙々と作業をされていました。
ボランティア活動も、本校の良き伝統であり、ソフトボール部だけでなく、サッカー部やバレーボール部等多くの部活動の生徒たちが、いつも自主的に、校舎内外の清掃などをしてくれています。
卒業式では、卒業生が主役であるため、在校生と先生方が皆で、縁の下からステージを支えてくれます。これも、毎年先輩から後輩へ引き継がれる、本校の良き伝統の一つです。
在校生の皆さん、皆さんたちもいつの日か主役となります。たくさんの思い出と達成感を持って卒業式を迎えられるよう、一日一日を無駄にすることなく、学業や部活動等に全力を発揮して、充実した毎日を過ごしてください。
学校の風景(その2)
これは、現在の本校正面玄関の風景です。ご覧のとおり、大変立派な「雛人形」が飾られています。
例年本校では、この「雛人形」を飾っているのですが、それがいつ頃から始まったのか、正確なところは私もよく分かりません。本校は、昭和3年に喜多方高等女学校として開校し、平成12年に男女共学化と同時に現在の喜多方東高校と改称するまで、長い期間、喜多方女子高校であり女子校であったということが関係しているのだと思います。
先日、齋藤マサ子会長さんを始めとして、同窓会の方々4名が来校され、家庭クラブ・生徒会役員・華道部の生徒たちが作業を手伝ってくれて、今年度も立派に、正面玄関に飾ることができました。皆さん、ありがとうございました。
「ひなまつり」そのものの由来については、前任の書道の先生による大変立派な書が残されています。事務室前の廊下に貼付してありますので、ご覧ください。
本校の生徒たち(もちろん男子生徒も含めて)の健やかな成長と充実した高校生活を願いつつ、毎日「雛人形」を眺めています。
宝くじ「まちの音楽界」が開催されました。
このコンサートのタイトルは、「岩崎宏美 with 宗次郎 ~心のふるさとを求めて~」となっていて、歌手の岩崎宏美さんと、オカリナ奏者である宗次郎さんが出演されました。
岩崎宏美さんと言えば、私たちの世代にとっては、往年のアイドル歌手です。その圧倒的な歌唱力で歌われる「思秋期」や「センチメンタル」などの楽曲は、亡くなった作詞家 阿久悠さんによる歌詞も素晴らしく、当時は、胸をときめかせながら聞き入ったものです。1980年代、「火曜サスペンス劇場」の主題歌であった「聖母(マドンナ)たちのララバイ」も有名であり、好きな曲の一つです。
そんなこともあり、私も是非ともこのコンサートを聴きたかったのですが、チケットは約2週間で完売したそうです。残念・・・(笑)
コンサートで、本校音楽部合唱班は大活躍し、「埴生の宿」と「翼をください」の2曲を、岩崎宏美さん・宗次郎さんと共演し、会場は大いに盛り上がったそうです。部員の皆さん、お疲れさまでした。
岩崎宏美さんと宗次郎さんから、音楽部合唱班の皆さんへ色紙をいただきました。記念写真と新聞記事と共に、校長室前の掲示板に飾ってありますので、皆さん、どうぞご覧ください。
本校の自慢(その4)
当日の放課後、ソフトボール部の生徒たちが、校舎西側の道路の除雪作業をしてくれていました。この道路は、道幅が狭く車も通るため、積雪があると徒歩や自転車での通行が困難になります。
顧問の石田知先生は、「いやー、筋トレの一環ですよ・・・」と笑っていましたが、川の鉄枠を外しての作業は、大変だったと思います。ソフトボール部の部員の皆さん、ありがとうございました。
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